出川哲郎さんがPRする翻訳機「ガチいいトーク」、QR決済に対応

TAKUMI JAPANは4月16日、TAKUMI World 2019 Aprと題した記者向け説明会を開催。発売中の翻訳機「eTalk5」のアップデートとして、QRコードによる決済(Wechat pay、AliPay)に対応したことや、海外展開に向けたFCC認証が行われたことを明らかに。あわせて今後の5Gに向けた取り組みを紹介しました。

  • eTalk5

    4月16日から、ファームウェアアップデートでQRコード決済に対応するeTalk5。ライバル機と比較すると、世界で使えるSIMとともに、オフラインで使えるのもメリットです

  • eTalk5

    QRコード決済は、発表時点ではWechat payとAliPayに対応(左)。ファームウェアアップデートでメニュー画面が8分割になりました(右)

  • eTalk5

    5Gの対応は、まずQualcommのモデムを利用したルーター(2製品)を予定。写真はこんな感じになるという模型

すでに発売しているマルチ翻訳機「eTalk5」に対し、本日からファームウェア改定によりQRコードの決済機能を追加。「手始めにWechat payとAliPay」に対応しますが、今後日本でも広がりを見せるQRコード決済にも対応を予定しているということです。

  • TAKUMI JAPAN CEOの増田薫氏

    TAKUMI JAPAN CEOの増田薫氏

eTalk5を販売している中で、法人による引き合いがあることを実感したそうです。導入事例を挙げて紹介しつつ、法人向けの取り組みを強化する「eTalk5 Bizパック」を新たに提供します。一括購入することで、保証期間が1年から2年に倍増するだけでなく、自然故障以外の故障や破損、盗難にも対応します。さらに良品を先に送る「保守端末先出サービス」とかなり充実した内容となっています。

これに伴い、eTalk5に別のソリューションを組み合わせて販売するべく、代理店経由の販売にも着手します。

  • eTalk5

    販売も従来(画面上)の3系列から、エディオンとAmazon.co.jpでも取り扱い開始

  • eTalk5

    法人での利用事例も多く(主にインバウンド対応)、法人向けの販売を強化。QR加盟店機能もその一つです

  • eTalk5

    法人向けにサポート強化した「eTalk5 Bizパック」も用意

  • eTalk5

    販売代理店を3社用意し、今後の拡販を図ります。

5Gに関しては、現在、ホームルーターとWi-Fiルーターの製品を予定しているとのこと。また、米Verizon向けの製品がFCCの認可を通過したという報道に対し「おおむねその通り」と話し、実際の提供開始も「『♪もういくつ寝ると~』ぐらい」と、近々であることを示唆しました。

  • eTalk5

    自社製品の強化に加え、他社製品を日本に紹介するKAZUNA selectionに関しては別記事で。第1弾は中国Nanchang Blackshark Technologies Co.Ltd.のゲーミングスマホ「Black Shark 2」です