ソニーは4月11日、フルサイズミラーレス「α7 III」「α7R III」の新しい本体ソフトウエア(ファームウエア)の提供を開始しました。今回提供されるファームウエアは、α7 IIIとα7R IIIともにバージョン3.00。瞳にピントを合わせ続けるリアルタイム瞳AFが、新たに猫や犬などの動物の瞳にも対応したのが目玉。インターバル撮影機能も追加され、タイムラプス用の画像撮影をカメラだけで撮影できるようになります。アップデート用のWindows用ソフトは、ソニーのWebサイトから無料で入手できます。

  • ソニーのフルサイズミラーレス「α7 III」「α7R III」の新しいファームウエアが公開された。瞳AFが猫や犬などの動物の瞳に対応したのがポイントだ

動物の瞳AFは、猫や犬に顔立ちが似ている動物が対象で、鳥など顔立ちが大きく異なる動物には対応しません。複数の動物が動き回るシーンも、検出が難しいとしています。

  • 猫や犬に顔立ちが似ている動物に対応するが、鳥は基本的にダメとのこと

新ファームウエアでは、カスタムキーの割り当てなど一部の操作性も改善されるほか、動作の安定性を向上したとしています。両機種のユーザーは早めにアップデートしておくのがよいでしょう。