ソースネクストは3月29日、GPSを内蔵する位置見守り機「FamilyDot（ファミリードット）」を発表した。5月29日に発売する。価格は14,880円（税別）の予定。
ファミリードットは、大人が子どもを見守るためのGPSデバイス。充電して初期設定を行い、子どものランドセルなどに忍ばせておくことで、居場所をいつでも保護者のスマートフォンから確認できる。2G（GSM）と3G（W-CDMA）のデータ通信に対応し、世界中71の国や地域に対応したeSIMを内蔵。
-
ファミリードット
利用開始時の契約手続きや月々の端末代金は不要だ。利用料、通信料などもかからず、位置情報検索の回数制限もない。使用期間は2年間で、期間延長サービスもある。
-
使用イメージ
位置の特定にはGPS信号に加えて、周囲にあるWi-Fiのアクセスポイントも利用するため、地下や室内にいても位置の特定がしやすいとしている。1つのアカウントにつき複数台のファミリードットを登録することで、例えば母親や父親が2人以上の子ども、祖父母、ペットを見守ることができる。また、登録したアカウントによる招待によって、別のアカウントからも見守りが行える。
-
スマートフォンへの通知例
通知機能も充実しており、「エリア通知」では自宅や学校などをエリア登録しておくことで、その場所に着いた時や出た時に通知を行う。「乗り物通知」では、電車やバスなどに乗った時の速度を検知して通知する。
-
エリア管理
-
アカウント設定
800mAhのリチウムイオン充電池を内蔵し、スマートフォンからバッテリ残量の確認も可能。対応周波数帯は2GがGSM-850、E-GSM-900[e]、DCS-1800[i]、PCS-1900[j]、3Gが1 / 2 / 5 / 6 / 8 / 9。本体サイズはW45×D45×H18.5mm、重さは約38g。
