NTTドコモは3月26日、AI(人工知能)を活用したオンデマンド交通システム「AI運行バス」を、2019年4月1日より日本全国で提供を開始すると発表した。

あわせて同日より、2017年9月よりスマートモビリティ推進コンソーシアムの取り組みの一環として実証実験を実施してきた九州大学伊都キャンパスにおいて商用提供を開始する。

「AI運行バス」は、乗りたい時に行きたい場所まで、自由に移動できるオンデマンド交通システム。リアルタイムで発生する乗降リクエストに対し、AIを使って膨大な計算量から効率的な車両・ルート(乗り合せる組み合わせ)を算出する。

  • 「AI運行バス」の概要

利用者がスマートフォンのアプリや電話から行った予約をもとにAIが車両配車を行うことで、利用者にとって効率的な移動を実現する。

「AI運行バス」の提供価格は、営業区域数とバスの車両台数により異なるが、初期導入費用は50万円、月額利用料は18万円から。