Appleの電子ブックストア「iBook Store」は、iOS 12から「Apple Books」にリニューアルされました。コンテンツの購入/閲覧に使うアプリも「iBooks」から「ブック(Apple Books)」に衣替えされ、操作性が大きく変更されました。暗い場所では黒字に白い文字となる「自動夜間モード」が追加されるなど、読みやすさも向上しています。
リニューアルに伴い、ベストセラーコーナーやApple Booksお勧めリストの充実が図られています。具体的に欲しい本がなくてもブラブラ眺めていると読みたい本が見つかる書店のように、アクセスすると気になる本が目にとまる電子ブックストアは利用者にとってありがたいもの。しかも、無料で試し読みが可能なコンテンツも増えています。
「ブック」アプリでコンテンツを探す場合、「ブックストア」タブを利用します。定番ともいえる「新刊&話題作」や「ベストセラー」といったコーナーにくわえ、「エディターのおすすめ」のような人の手で選りすぐられたコーナーもあります。「For You」コーナーは、これまで購入/お気に入り登録した情報に基づき、おすすめの電子ブックを勧めてくれます。
「特別価格&無料」コーナーには、無料のマンガと名作文学が集められたコーナーが用意されています。名作文学コーナーに登録されているのは、太宰治や夏目漱石の小説など著作権の切れた電子ブックですが、マンガコーナーは全20巻のうち最初の2巻だけ無料、といった形式で電子ブックが無料公開されています。続きを読みたければ購入しなければなりませんが、無料の巻だけでも相当な読みごたえがあります。ゴロゴロしたい休日、Apple Booksでマンガの試し読み三昧というのも悪くないのでは?