セイコーウオッチの機械式時計ブランド「セイコー プレザージュ」から、漆芸に使われてきた技法「白檀塗（びゃくだんぬり）」を施した限定モデル（SARW045）が登場している。世界限定2,000本、税別価格は270,000円だ。
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＜セイコー プレザージュ＞プレステージライン 漆・白檀塗 限定モデル（SARW045）
今回の限定モデルは、世界的にも著名な田村一舟氏が監修。多くの漆器職人が携わり、多彩な漆芸を時計で表現している。
1つ目は「金属のダイヤルに敷かれる黒漆」で、漆の塗りと研ぎを何十回も繰り返し、滑らかで艶ある漆黒のダイヤルに仕上げる。
2つ目は、黒漆ダイヤルの上に施された伝統的な漆芸の白檀塗。3時位置と6時位置のサブダイヤルが、白檀塗となっている。独特の「まるで暁の空を切り取ったかのような飴色」が見どころだ。
そして3つ目は、9時位置にある金色の曲線に施された漆芸の装飾手法「蒔絵」。金色の金属粉を蒔いて固め、空に浮かぶ月を連想させる。
時計としてのおもな仕様は、ケース素材がステンレススチール、ケースサイズが外径40.5×厚さ12.8mm、風防がデュアルカーブサファイアガラス、ストラップがクロコダイル、裏ぶたがシースルー・スクリューバック、防水性能が10気圧、耐磁性能がJIS耐磁時計1種。メカニカルムーブメントはキャリバー6R21、パワーリザーブは約45時間となっている。
