NTTデータエンジニアリングシステムズ(NDES)は、ものづくり業界向けクラウドサービス「Manufacturing-Space」の最新 Version 4.2を、10月22日から提供すると発表した。

新バージョンでは、データ管理サービスである「データコンシェルジュ」において、フォルダ自動連携機能の提供、プレビュー機能強化を行っている。

フォルダ自動連携機能

フォルダ自動連携機能では、ローカルパソコンとクラウド間のフォルダ同期を簡単に実現するアプリケーション「DC-Sync for Desktop」を採用。作業者はローカルフォルダへファイルを保存すると、設定されたクラウドフォルダへ自動でアップロードされ、外出先や他事業所、工場からウエブブラウザを利用してデータ参照が可能となる。

プレビュー機能強化では、寸法線や注記を含む2次元図面のプレビューに対応。2次元CADソフトウエアの「Space-E/Draw」のオリジナルファイルや、図面ファイルの中間フォーマット「DXF」ファイルを対象としている。図面データはPDFファイルへ変換され、プレビュー機能を利用し、パソコンやタブレットで閲覧が可能となる。

なお、「データコンシェルジュ」の月額利用料は13,000円(税別)。