ケーブルが一切なく、左右が独立している「完全ワイヤレスイヤホン」。髪や服にも引っかかることないなど、女子にこそオススメな理由は「女子目線で選ぶ! 完全ワイヤレスイヤホン【前編】」でお話ししました。

どのイヤホンがいいか、迷う理由はいろいろありますよね。そのひとつに「目立たせたいか、目立たせたくないか」という問題があります。流行りの完全ワイヤレスイヤホンを見せて歩きたい人、ファッションの邪魔にならないように隠したい人、それぞれで選ぶべきデザインが違ってきます。ヘッドホンはファッションアイテムとしても使われるようになりましたが、完全ワイヤレスイヤホンはどのように身につけたいですか?

さて、今回の後編では1万円台と1万円未満のイヤホンのご紹介、そして10代女子、30代女子、本記事担当の編集さん、40代女性の私による「結論」をお届けします。

では、さっそく1万円台の完全ワイヤレスイヤホンをご紹介します。

iPhoneとの相性は最高! アップル「AirPods」

まずは、iPhoneユーザーならみんなが気になるアップルの「AirPods」(エアーポッズ)です(実売価格は税込18,140円前後)。耳に触れる部分がiPhoneに付属しているイヤホン「EarPods」(イヤーポッズ)と同じ形状のため、なじみのある使い心地といえます。Androidでも利用できますが、iPhoneでは耳から外すだけで音楽が停止するなど、その連携ぶりがとても便利だと感じました。iPhoneで使っているLightningケーブルで充電できるのも、iPhoneユーザーにはうれしい点ですね。

  • アップルの「AirPods」。カラーは白のみ。インナーイヤー型です

  • 装着すると、棒状の部分が耳の下まで掛かります。ちょっと目立つので、気になる人もいるでしょう

バッテリーは、1回の充電で最大5時間の再生が可能。ケースで15分充電すれば最大3時間、充電しながら使うことで24時間以上再生できます。

  • イヤホンの形状に合わせて少し縦が長いケースです

本体サイズは幅16.5mm、高さ18mm、奥行き40.5mm。ケースのサイズは幅44.3mm、高さ53.5、奥行き21.3mmです。

雨の日でも使える! JBL「JBL FREE」

もうひとつの1万円台イヤホンは、アメリカの老舗オーディオメーカーであるJBLの「JBL FREE」です(実売価格は税込15,500円前後)。家庭用から業務用まで、幅広い範囲でスピーカーやヘッドホン、イヤホンを提供しているメーカーなので、音質にこだわりたい人に向いています。雨の日でも安心して使える防水機能(IPX5)がうれしいですね。

  • JBLの「JBL FREE」。カラーは、写真のホワイトとブラックの2色。青く光ります

  • 大きさとしては中ぐらいのサイズです

バッテリーは、1回の充電で最大約4時間の再生が可能です。ケース内蔵のバッテリーを使えば、最大24時間分の再生ができます。

  • 丸くて大きいケースです

本体サイズはケースのみ公表されており、幅75mm、高さH34mm、奥行き75mm。重さは、イヤホン本体が約15g、充電ケースが約84gです。