日本HPは6月22日、個人向けプレミアムPC「HP ENVY」シリーズの新製品として、液晶ディスプレイとの一体型オールインワンPC(2モデル)を発表した。8月上旬より順次発売する。
HP ENVY Curved All-in-One 34
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HP ENVY Curved All-in-One 34
「HP ENVY Curved All-in-One 34」は、34型の湾曲ディスプレイ一体型のオールインワンPCで、2018年秋ごろの発売。直販サイト「HP Directplus」での価格は300,000円前後を予定している。Amazonの音声アシスタント「Amazon Alexa」に標準で対応。ホームエンターテインメントのハブ機としても利用できる。ただし日本語版への対応時期は未定。
ディスプレイは解像度3,440×1,440ドットの非光沢(ノングレア)IPS液晶を採用。木目調加工されたダークアッシュ&ウッドグレインのきょう体を使用し、各所にゴールドのアクセントを効かせることで、モダンでエレガントな雰囲気を演出したとしている。
PC部分は台座に集約しており、Qi対応のスマートフォンなどを台座に置くだけで充電が可能なワイヤレスチャージ機能も搭載。HDMIポートは出力だけでなく入力機能も搭載しているので、ゲーム機などを接続して外部ディスプレイとしても運用できる。Webカメラは必要な時のみ使用できるポップアップ方式を採用。
音響面では、Bang&Olufsenサウンドを楽しめるフロントスピーカー×4基を台座正面に配置。45度の傾斜角をつけ、迫力あるサウンドがダイレクトに届くよう設計されている。パッシブラジエーター×2基も内蔵。指先でのサウンド調整が可能なオーディオダイヤルも装備する。
主な仕様(変更の可能性あり)は、CPUがIntel Core i7-8700T(2.4GHz)、チップセットがIntel H370、メモリがDDR4-2,666MHz 16GB(8GB×2)、ストレージが512GB M.2 NVMe SSD+2TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1050(4GB)。OSはWindows 10 Pro(64bit)。
ネットワークは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.2。インタフェースはUSB 3.1 Type-C Gen2×1(Thunderbolt 3対応)、USB 3.1 Type-A Gen2×5、HDMI 2.0入力×1、HDMI 2.0出力×1、メディアカードリーダー、200万画素Webカメラなど。本体サイズは約W815×D200×H458mm、重量は約11.5kg。
HP ENVY All-in-One 27
HP ENVY All-in-One 27
「HP ENVY All-in-One 27」は、27型フラット液晶ディスプレイを採用するモデル。8月上旬から発売し、直販サイト「HP Directplus」での価格は250,000円前後。
本体カラーがダークアッシュで統一されており、ディスプレイは解像度3,840×2,160ドットの光沢(グレア)液晶を搭載。タッチ操作にも対応している。Qi対応のワイヤレスチャージ機能と「Amazon Alexa」などは省略されている。
スペックは、メモリをDDR4-2,400MHz 16GB(8GB×2)、ストレージを256GB M.2 NVMe SSD+2TB HDDに変更。本体サイズは約W615×D190×H456mm、重量は約11kg。そのほかの仕様はほぼ共通。
