さて、5月は新しいスマートスピーカーの発表がいくつかありました。注目を集めたのは、LINEから発表になった、従来の「Clova Friends」の小型版に当たる「Clova Friends Mini」です。

  • Clova Friends Miniのブラウン(左)とサリー(右)

この「Clova Friends Mini」、同社のブラウン、サリーのキャラクターを採用した「Clova Friends」とは機能はほぼ同様ながらも、ほぼ同様ながらも、手のひらに収まるコンパクトなボディが特徴です。Echo DotやGoogle Home Miniのように平たいわけではありませんが、同じセグメントを狙った製品と言えます。

そして驚かされたのが、発売直前になって、ブラウン、サリーに次ぐ第3のバリエーションとして、数量限定の「ドラえもん」モデルが発表されたことです。実は本家の韓国では、「Clova Friends」のバリエーションで「ミニオンズ」モデルが一足先に発表されており、それに次ぐバリエーションとなります。

  • Clova Friends Miniのドラえもんモデル。ドラえもんと話せる「ドラえもんトーク」機能もあります。次は「アンパンマン」モデルに期待したいところ

単に見た目のデザインが異なるだけではなく、「ドラえもんにかわって」と話しかけることでおしゃべりを楽しめる「ドラえもんトーク」なる機能も用意されており、日本市場で起爆剤になるか注目したいところです。ちなみに発売は6月1日ということで、この記事が掲載になるタイミングでは、すでに出荷が始まっています。

このほかスマートスピーカーの新製品としては、パナソニックからGoogleアシスタントを搭載したスマートスピーカー「SC-GA10」も5月に登場しました。機能としては「Google Home」と同等ですが、低音用ウーファーと高音用ツィーターを搭載することで音質の向上を図っているほか、同社のBDレコーダー「DIGA」に取り込んだ音楽ファイルを再生する機能なども搭載されています。