It's F.O.S.S.に4月26日(米国時間)に掲載された記事「Things to do After Installing Ubuntu 18.04 Bionic Beaver」が、公開さればかりの最新の長期サポートバージョン「Ubuntu 18.04 LTS」をインストールした後に作業すべきポイントを紹介した。

Ubuntuの長期サポートバージョンを使い続けている場合、今回のバージョンは2年ぶりまたは4年ぶりのインストールになるユーザーも少なくないと見られる。記事では、インストール後に行う作業がまとまっており参考になる。

紹介されている作業は次のとおり。

  1. システムをアップデート。インストール直後にアップデートを実施するのは奇妙に思うかもしれないが、経験上これをやっておかないと問題に遭遇することがある
  2. より多くのソフトウェアをインストールできるように、リポジトリを追加
  3. より多くのメディアを再生できるように、メディアコーデックをインストール
  4. ソフトウェアセンターからソフトウェアをインストール
  5. Webからソフトウェアをインストール
  6. ハードウェアやクラッシュデータなどの集計機能を無効にする(任意)
  7. GNOMEデスクトップ(ドック、テーマ、エクステンションなど)をカスタマイズ
  8. バッテリーの保ちを改善したり、プロセッサの温度を制御したりするツールをインストール
  9. ナイトシフトモード(Nightlight)を有効化
  10. 自動サスペンド機能を無効化
  11. システムをクリーンアップ
  12. UnityまたはVanilla GNOMEに戻す(ただし、お薦めはしない)
  13. パスワードを間違えた場合にしばらくログインできなくなる機能を回避
  14. コミュニティテーマを試してみる(任意)
  15. Virtual BoxにWindows 10をインストール(必要に応じて)

記事では、インストール後に行う作業はUbuntuを何のために使うかによって大きく異なるとしつつ、その一例として作業する内容をまとめたとしている。Ubuntu 18.04は今後数年間にわたって使われるバージョンになると見られる。