格安SIMで使うiPhoneを中古ショップで購入するにあたって注意したいのが、iPhoneの種類です。NTTドコモやau、ソフトバンク、ワイモバイルなど国内キャリア版のiPhoneには「SIMロック」がかけられており、それぞれのキャリアのSIMカードしか使えないようになっています。でも、大半の格安SIMはNTTドコモの携帯電話回線を利用しているので、格安SIMで使うには「NTTドコモ版」か「SIMフリー版」のiPhoneを選べば問題ありません。

  • 格安SIMで使うには、iPhoneは「NTTドコモ版」か「SIMフリー版」でなければならない

  • au版やソフトバンク版のiPhoneは、大半の格安SIMでは使えない。格安SIMでの利用を考えている人は、その点に注意しよう

au版やソフトバンク版のiPhoneは、それぞれのキャリアのSIMしか使えないようになっており、基本的に大半の格安SIMでは使えません。この点に注意が必要です。ただ、SIMロックが解除された状態のiPhoneもあり、これはSIMフリー版と同様にすべてのSIMが利用できます。au版やソフトバンク版のiPhoneでも、「SIMロック解除済み」と記載されているものならば格安SIMでも問題ありません。このようなメリットがあるため、SIMロック解除済みのiPhoneは、SIMロック解除されてないものよりも価格は高めとなります。

  • 「SIMロック解除済」などの文字が見えるiPhone SEの未使用品。これらはもともとソフトバンク版やワイモバイル版のモデルだが、SIMフリー版と同様にどのSIMカードでも使える

  • いずれもUQ mobile版のiPhone SE(32GB)だが、手前の36,800円の商品はSIMロック解除済み、奥の29,800円の商品はSIMロック解除をしていない。SIMロック解除の有無でこれほど価格が異なる

なお、mineoやUQ mobileなど一部の格安SIMはauの携帯電話回線を利用しているので、これらの格安SIMはau版のiPhoneで使えます。au版のiPhoneは未使用品でも価格が安めなので、これらの格安SIMを利用するならばau版のiPhoneを選んで安く済ますのも手です。