シャープは3月26日、クラウドと連携する腕時計型のウェアラブル端末「funband」シリーズの新たなラインナップとして、中日ドラゴンズモデル(SA-BY017)と北海道日本ハムファイターズモデル(SA-BY013)の2機種を発表した。どちらも発売は3月30日で、希望小売価格は10,000円(税別)。

funbandは、Bluetoothでスマホと連携し、中日ドラゴンズや北海道日本ハムファイターズの試合状況、ペナントレースを争う他球場の試合結果などを本体のディスプレイに表示する腕時計型の端末。

本体カラーとして、中日ドラゴンズモデルは、球団カラーであるロイヤルブルーを採用。北海道日本ハムファイターズモデルは、球団のコンセプトカラーであるスカイブルーを基調としている。

  • シャープの「funband」

    中日ドラゴンズモデル。本体カラーはロイヤルブルー

  • シャープの「funband」

    北海道日本ハムファイターズモデル。スカイブルーを基調に、ユニフォームの白が映えるデザインとなっている

シャープが発売しているfunbandのラインナップは、セ・リーグの広島東洋カープモデル、横浜DeNAベイスターズモデル、阪神タイガースモデル、パ・リーグの福岡ソフトバンクホークスモデル、千葉ロッテマリーンズモデル。今回これに中日ドラゴンズモデルと北海道日本ハムファイターズモデルが加わり、計7モデルでの展開となる。

実際に試合会場へ行ったときに、応援を盛り上げる機能も内蔵。本体にモーションセンサーを搭載し、腕の動きを「応援アクション」として感知すると、内蔵のバイブレーターが振動したり、LEDが発光したりする。応援アクションを行うと「応援ポイント」が蓄積し、funbandユーザーによる、プロ野球選手の人気投票に利用できる。応援アクションはクラウド経由で集計し、数値化した「応援パワー」を本体ディスプレイ上に表示。球場から離れた場所でも試合の盛り上がりをユーザー同士で共有可能だ。

重量は約39g。Bluetoothのバージョンは4.2。リチウムイオン充電池を内蔵し、試合中で約5時間、それ以外では約200時間使える。液晶ディスプレイは白色有機ELで、サイズは約0.77インチ。画面解像度は96×39ピクセルだ。

funbandを利用するためには、専用の無料スマホアプリのほか、無料の「SHARP COCORO MEMBERS」への登録、および有料サービスへの加入が必要。有料サービスは初回1年分が無料、その後は月額120円となる。