FiiO: 日本初展示となるイヤホン

B1Fに降りると、こちらも参加者がいっぱい。数あるブースの中で気になったのが、今回初参加となるFiiOのコーナー。11月に発表したハイブリッドイヤホン「F9 PRO」「F9」「FH1」を試聴できました。

  • ポタフェス

    中国FiiOのハイブリッドイヤホン「F9 PRO」「F9」「FH1」

F9 PROは音の伸びが強く、ボリュームを大きくすると音が鋭く迫ってくるよう。ロック系に良さそうです。F9は音が少し丸くなり、幅広いジャンルへの対応を目指していることが分かります。

F9 PROとF9では、バランスド・アーマチュアユニット(BA)の内容が異なり、F9 PROではKnowles製の「TWFK-30017-000」を採用しています。BAはいずれも2基装備。FH1はエントリータイプで、BAが1基に抑えられていますが、音は十分にクリアです。

いずれも、2018年1月中の出荷を目指して調整中で、F9 PROは1万円台後半、F9は1万円台前半、FH1は1万円強となる予定です。

エレコム: 1万円で買えるワイヤレスイヤホン

税別で1万円を切る価格帯のワイヤレスイヤホンで目についたのが「意外にいい音」をキャッチコピーとするエレコム。2018年1月に発売を予定する「LBT-HPC41シリーズ」「LBT-HPC51シリーズ」などの実機を展示し、試聴できるようになっていました。

角が生えたデザインのLBT-HPC41シリーズは、迫力の重低音が楽しめる「Grand Bass」シリーズのBluetooth対応モデルという位置付けで、税別8,980円を予定。ドライバーをエンクロージャーの先端に配置するダイレクトコンタクトマウント構造と、ドライバー背部の大型バックキャビティにより、鮮明で迫力のある低音を実現しています。

  • ポタフェス

    LBT-HPC41シリーズのイヤーアームは耳に引っ掛けると装着性が高く、頭を振ってもズレて外れたりしません

LBT-HPC51シリーズは、直径8mmの外磁型ダイナミックドライバーと、PETフィルムにチタンコーティングを施した高剛性振動板により、クリアな高音と豊かな低音をイキイキと再現するワイヤレスイヤホン。クラシックなどを聴くのに向いています。税別9,980円の予定です。

  • ポタフェス

    LBT-HPC51シリーズ。ハウジングの後ろにマグネットを内蔵し、首にかけてマグネットでとめると、イヤホンを自動でオフにできる機能を備えています