ソニー: 使い勝手のいいノイズキャンセリング

面白かったのが、ソニーが展示していたノイズキャンセリング機能搭載のイヤホンとヘッドホン。

いずれもスマートフォンなどとBluetooth接続して使うワイヤレスタイプですが、オーバーイヤータイプのaptX対応ヘッドホン「WH-1000XM2」のノイズキャンセリングが半端ないです。ヘッドホンを装着した途端、周囲の雑踏はもちろん、目の前の説明員の声すらよく聞こえなくなってビックリしました。

心憎いのは、ヘッドホンを外さなくても瞬時に周囲の音を聞ける「クイックアテンションモード」。右側のハウジングに手を当てると、その間だけ外の音がしっかり聞こえます。急に人から話しかけられたときや、アナウンスを聞きたいときなどにいちいちヘッドホンを外さなくていいので便利。音質はもちろん、使い勝手まで考えている点が好印象でした。

  • ポタフェス

    ノイズキャンセリングの効き過ぎによる不便を解消する、クイックアテンションモード。右側のハウジングに手を当てている間だけ周囲の音がちゃんと聞こえます

grooversJapan: ハイレゾ入門に適した音楽プレーヤー

ハイレゾ音楽配信サイトgroovers Japanが立ち上げる「ACTIVO」ブランドにも注目です。ハイレゾプレーヤーのエントリーモデル「CT10」が出品されていました。

  • ポタフェス

    上下左右からのスワイプで、それぞれ別の画面を呼び出せるなど、便利なギミックも満載です

手のひらに収まるサイズでタッチ対応の3.4型液晶を搭載し、ボルトのような形状のボリュームコントロールを回すことで、微妙な音の大きさまで感覚的に調整可能。もちろんハイレゾに対応します。

Astell&Kernが手がけるオーディオ再生用のモジュール「TERATON」を搭載しており、高音質ながら小型化と低コスト化が実現できたのだそう。PCM 192kHz/24bitや、DSD 5.6MHz (PCMに変換して再生)に対応し、SDカードスロットも備えています。本体サイズはW65.2×D15.5×H93.2mm、重量は約112g。発売日や価格は未定ですが、2018年2月頃の発売、税別35,000円前後を目指しているとのこと。

  • ポタフェス

    本体カラーはクールホワイトを予定。ただし、会場にはクールホワイトを含む8色を展示しており、カラバリも登場するかも?