勝ち残ったG-GEARチームが挑むのは、PCメーカー対抗トーナメント2年連覇のGALLERIAチーム。去年(2016年)までのGALLERIAチームと言えば声優・吉岡麻耶さんの助っ人と、コスプレ応援隊を起用していたが、この2017年はさらにガチな勝利の計画を立てていた。
声優3名(吉岡麻耶さん、森島亜梨紗さん、藤本彩花さん)によるコスプレ応援隊は優勝ペナントを持参しただけでなく、Wargaming.net League AsiaのGold Seriesに参戦しているゲーミングチーム「Caren Tiger」に所属し、サードウェーブデジノス(GALLERIA)がサポート契約をしている「Aki00v」選手、「moudame」選手、「xenlon」選手を助っ人として起用した。
今までPCメーカー対抗トーナメントではゲーマーを助っ人に起用することはあっても、おおむね他のゲームタイトルで知られている方々が多かった。今回でいえば、G-Tuneチーム助っ人のプロゲーマーかずのこ氏は、「ストリートファイター」シリーズなど対戦格闘ゲームが専門である。「なんか日本で一番ガチな人たちが見えるんですけど……ちょっとこれチートじゃないですかね?」(G-GEARリーダー)。
マップピックは勝ち残ったG-GEARがゴーストタウンを選択し、GALLERIAが攻撃側を選択。両チームとも機動力を重視した車両構成となり、初戦はGALLERIAチームがキャプチャーポイントに中戦車を2両入れ、その対応でG-GEARが動いた隙をGALLERIA3両が連携プレイで撃破し、まずGALLERIAが一勝。
2戦目は攻撃側のG-GEARがキャプチャーポイントにやはり2両を入れた、さらに丘の上に登っている軽戦車を撃破することに成功。連携の乱れを突いてG-GEARがタイブレークに持ち込んだ。
3戦目は膠着状態が続いていたが、GALLERIAチームの挟み込み攻撃に対し、G-GEARの中戦車BC25tが応戦、2両を撃破。その後も強力な攻撃能力でGALLERIA側戦車を撃破していったG-GEARが勝利を収めた。