ソニーは8月31日、ドイツのベルリンで開催される世界最大級の家電製品展示イベント「IFA 2017」に合わせて、1型センサーを搭載した小型デジタルカメラ「RX0」(DSC-RX0)を発表した。2017年10月にヨーロッパで発売し、価格は約850ユーロ(約11万2000円前後)。

初出時にRX0を"アクションカム"と表現していましたが、ソニーから「コンパクトデジタルカメラ「RX」シリーズの製品であり、アクションカムとは領域が異なる」との説明があり、タイトルと記事本文を修正しました

1型で1530万画素の積層CMOSセンサー「Exmor RS」を搭載。0.1㎜のクリアランスで内部を設計することにより、W59×D29.8×H40.5mmの小型ボディを実現。さらにIPX8相当の防水機能とMIL-STD810G準拠の耐久性を備える。水中用のハウジング「MPK-HSR1」により、水深100mでも使用できるという。

画像処理エンジン「BIONZ X」に加えて、レンズに24㎜/F4のZEISS Tessar Tを採用。最大1/32000秒でゆがみを抑える「アンチディスト-ションシャッター」を搭載。最大16コマ/秒の静止画撮影に対応する。また、動画撮影としてフルHD/240fpsや最大960fpsのスローモーション撮影をサポート。4K HDMI出力を利用して外部レコーダーに記録することもできる。

別売りアクセサリとして用意する無線コマンダー「FA-WRC1M」により、15台まで使用可能。さらにPlayMemories Mobileアプリでは最大5台の「RX0」を接続できるという。

背面ディスプレイは1.5型TFT液晶。通信機能はIEEE802.11b/g/n、Bluetooth 4.2。インタフェースはmicroUSB、microHDMI、SDカードスロット、3.5㎜ミニなど。本体サイズはW59×D29.8×H40.5mm、重量は110g。