X299マザーに初のマイクロATXモデル

MSIの「X299M GAMING PRO CARBON AC」は、Core Xシリーズ向けのマイクロATXマザーボード。X299搭載モデルでマイクロATXを採用した製品はこれが初めて。よりコンパクトなハイエンドマシンを構築するのに良いだろう。ただ、メモリスロットが4本になっていることと、Kaby Lake-Xには非対応である点には注意が必要。価格は42,000円前後。

MSIの「X299M GAMING PRO CARBON AC」。メモリの脇にもM.2スロットがある

PCI Express x16は3スロット装備。M.2スロットにはヒートシンクが付属

デュアルGbEのほか無線LAN(802.11ac)も搭載。コントローラは全てIntel製

発光機能「Mystic Light」に対応。交換用のカバー2種類も付属している

新世代GPU「Vega」がついに発売に

AMDから新型のハイエンド向けGPU「Radeon RX Vega 64」が登場、各社から搭載グラフィックスカードが発売となっている。従来の「Polaris」をさらに進化させた「Vega」アーキテクチャを採用しており、ストリームプロセッサは4096基搭載。2048bitバス幅のHBM2メモリを8GB搭載している。価格は78,000円前後から。

新型GPU「Vega」が登場。Threadripperに続き、ハイエンドで攻勢をかける

8月25日(金)の時点での在庫状況(パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店)

入荷が確認されたのは、SAPPHIRE、PowerColor、GIGABYTE、玄人志向、MSIなどの製品。いずれもリファレンス準拠のモデルで、従来同様、ブロワファン型のVGAクーラーを搭載している。コアクロックは1,247/1,546MHz。性能については、いつものように大原氏のベンチマーク記事が掲載されているので、そちらを参照して欲しい。