ニコンは創立100周年を記念して、東京で8月26日・27日、初のファンミーティングイベント「NIKON 100TH ANNIVERSARY FAN MEETING 2017」を開催した。筆者が取材したのは、熱気に包まれた初日の午前中。「D850」のモデル撮影体験会など、その見どころをレポートしよう。

なお、このイベントは大阪でも9月2日・3日、堂島リバーフォーラム ホールで開催される。予約不要・入場無料となっている。

会場入口にはファンミーティングの巨大なポスターが

100周年記念モデル&グッズから目が離せない

会場は右手にステージ、左手に展示、正面奥が撮影体験、そして別会場でグッズ販売が行われていた。来場者特典として来場者全員にニコン創立100周年記念ペーパーバッグが配られた。さらに各日先着50名に持参したニコンのボディとレンズのクリーニングサービス、そして各日先着500名にオリジナル記念品が配布された。

先着500名に配られた記念品はノートとボールペンのセットだった

会場に入るとニコンの現行製品の大展示に圧倒される

会場で最も充実していたのがレアモノも含めたカメラの展示と100周年記念モデルの展示である。まずは「NIKKOR 70-200E」。展示台付きのグラスエレメンツが付属してレンズ構成を実感できる仕組みだ。その隣にあったのがブラックとブラウンの「プレミアムカメラストラップ」。100周年記念ロゴと1948年当時のロゴを銀箔で箔押ししたという渋い仕上げだ。さらに移動するとメタリックグレーに塗装された「D500」と「D50」が専用ストラップとともに金属ケースに収められた状態で展示されていた。ボディと合わせるため、メタリックグレーで塗装された大三元レンズ、「NIKKOR F2.8ズーム トリプルセット」もフードとともに金属ケース入りで披露された。

「NIKKOR 70-200E 100周年記念モデル」にグラスエレメンツ、ストラップの展示

プレミアムカメラストラップには旧ロゴと100周年記念ロゴが箔押しされる

「D500 100周年記念モデル」

「D5 100周年記念モデル」

「NIKKOR F2.8ズーム トリプルセット 100周年記念モデル」

「Nikon I」から歴代の名機をピンバッチにした「ピンバッチコレクション」は、職人の手彫りによる金型を使い、陰影のある立体的な造形を実現。全25個のバッチを展示できるシリアルナンバー刻印付きのプレートが付属する。1/2スケールミニチュアカメラ「Nikon F」の完成度も高い。噂では一部可動とのことだが、残念ながら手に触れることはできなかった。透明度の高いスワロフスキーのクリスタルを使った、ほぼ原寸大「Nikon I」は限定シリアルナンバー入り。革部分にダークカラーエフェクトをほどこし黒っぽく仕上げている。これはカメラ女子にも人気が出そうだ。

「Nikon 100周年記念 ピンバッジコレクション」は全25個で真鍮製

「Nikon 100周年記念 ミニチュアカメラ ニコンF」1/2メタルダイキャスト製

「Nikon 100周年記念 クリスタルクリエーション ニコン I 型」