「今年の色」を採用した上品なデザインとポートレートに強いカメラ機能
HUAWEI P10とHUAWEI P10 Plusの進化ポイントについては、プレゼンターにフリーアナウンサーの皆藤慎太郎氏を迎え、「スタイリッシュなデザイン」「芸術的な写真」「先進のテクノロジー」の3つの切り口から解説した。
まずは、本体のデザイン。HUAWEI P10のダズリングブルーとHUAWEI P10 Plusのダズリングゴールドに採用している、スマートフォンでは世界初(同社調べ)となるハイパーダイヤモンドカット仕上げに注目だ。100万回以上のマイクロカットプロセスを経て、サラッとした触感ながら滑りにくく、光をぼんやりと反射する光沢感と指紋や傷の着きにくさを両立した。他のカラーではサンドブラスト仕上げにより、高級感のあるマットな表面になっている。
本体カラーは、色見本帳の大手でカラー・オブ・ザ・イヤーを毎年発表するPantone社に協力をあおいで、洗練された上品なカラーリングを実現。2017年の色であるグリーナリー(少し濃いめのイエローグリーン)をHUAWEI P10 Plusに採用し、HUAWEI P10のダズリングブルーもPantone社の協力だ。どちらも他社にはない色だという。
ちなみに、HUAWEI P10 Plusはグリーナリーのほか、ダズリングゴールドを用意し、HUAWEI P10はダズリングブルーのほか、プレステージゴールド、ミスティックシルバー、グラファイトブラックの4色をラインナップする。
液晶面には、2.5D曲線の第5世代Gorillaガラスを採用。第4世代と比べて、落下強度が80%向上している。前面のパネルガラスの下には、楕円形の指紋センサーを配置。本体をテーブルに置いたまま指紋認識できるようになったほか、指紋センサーで「タップ」「長押し」「右か左にスワイプ」のジェスチャーによるナビゲーション操作に対応する。
デザインでもう一点こだわっているのが、カメラ部分。カメラレンズだけ本体から飛び出しているのを嫌い、カメラ部分も完全にフラットになるよう設計したとのこと。
また、HUAWEI P10 Plusと同じ5.5インチのiPhone 7 Plusと比較して、本体サイズは幅が3.2mm、高さが4.7mm小さく、それなのにバッテリーはiPhone 7 Plusの2,900mAhよりも29%大きい3,750mAhを搭載していると、優位性を訴えた。