従来の穴を埋める新サービス

新サービスの内容は、

1.1日5時間だけ高速通信が可能な「5時間プラン」を追加
2.通話プラン「nuroモバイルでんわ」に5分かけ放題オプションを追加
3.ユーザー間でパケットをプレゼントできる「パケットギフト」
4.バースト機能を採用
5.新端末として「ZenFone 3 Max」と「AQUOSケータイ SH-N01」を追加

となる。

最大の特長が1つめの「5時間プラン」だ。これは毎日ユーザーは5時間のタイマーを持っており、通信していると、その通信がある程度の速度を必要としていると判断されたとき、タイマーの残り時間が減っていく。そうやってタイマーがなくなるまでは通常通りの高速通信が可能で、タイマーがなくなったら200kbps程度まで速度が落ちることになる。

5時間プランは毎月2,500円と、10GBプラン(2,300円)より高いため、どちらかといえばヘビーユーザー向けのサービスだが、たとえば毎日ストリーミングで映画を1本見たい場合など、容量区切りのサービスでは数本見るのが限界でも、時間で区切るなら毎日でも見られる。利用する内容にもよるが、ユーザーにとっての快適度は高く感じられそうだ。

タイマーの切り替えは自動で行われるそうだが、テキスト中心のコンテンツではタイマーはほとんど動作しないとのことなので、動画など、ある程度連続してデータ転送が継続する際に作動するようになっているようだ

2つめのかけ放題オプション「nuroモバイルでんわ」は、これまでのnuroモバイルに欠けていた穴を埋めるサービスで、業界の水準に合わせて話し放題オプションを提供することになる。申し込み不要・無料のオプションとして利用できるサービスで、電話番号の前に専用のプリフィックスをつけることで、30秒あたり10円(通常は30秒あたり20円)で通話できる。

0 SIMでも利用できる音声プランと話し放題オプション。iOSおよびAndroid用にダイヤルアプリも提供されるので、通話時の面倒くささはある程度解消される

3つめのパケットギフトは、mineoなど一部のMVNOで導入されているが、nuroモバイルでは10MBから1MB単位でやりとりできるため、パケットを無駄なく最後まで使いきれるのが特長だ。

家族以外とでもパケットをやり取りできる。友人などにあまりパケットを融通する場合などに便利そうだ

4つめのバースト機能は、他社でも導入済みのところがあるが、転送開始直後だけ高速で転送を開始し、その後低速モードに切り替えるというもの。nuroモバイルでは「初速バースト」と表現している。通信の開始が素早く行われ、小さいコンテンツならその段階で読み終えるので、低速モードになっていてもストレスを感じにくくなるというメリットがある。

初速が速いため、サーバーへの接続やネゴシエーション、最初のデータ転送が素早く行われることになり、体感速度はかなり変わるはずだ

5つめの新端末については他社で販売されているものでもあり割愛するが、基本的には折りたたみ端末も含めて他社並みのラインナップを揃えたことで競争力の向上を目指す方向だ。