二子玉 蔦屋家電(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)は24日、クローゼット型のホームクリーニング機、LGエレクトロニクス・ジャパンの「LG Styler」を発表した。発売日は1月25日だが、この発売に先駆けて24日には発表会を開催。会場では実際に製品を触ることができたので、レポートしたい。

ロッカーのような外観の「LG Styler」。衣類の汚れや匂い、シワなどを振動とスチームで落とす製品だ

水を使うけど、どこでも設置可能

LG Stylerは、「振動」と「スチーム」、二つの要素で服を簡易クリーニングする家電だ。蔦屋家電によると、この「ホームクリーニング機」は日本初上陸。最大の特徴は、洗濯機のように水でジャブジャブと洗わないこと。このため、洗濯機で洗えないシルクやカシミア、革製品などの服やファブリックを簡易クリーニングできる。また、洗濯機のように服が縮んだり擦れたりすることがないので、毎日使用してもデリケートな服が傷みにくい。

本体表面はガラスドア仕様。表面はタッチパネルになっており、電源を入れると必要なメニューが表示される。全体的に高級感のあるスタイリッシュなデザイン

本体は細長いロッカーのような形状で、本体サイズはW445×D585×H1850mmと一般的な男性よりも大きなサイズ。基本的には部屋に据え置いて使用する。

クリーニングにはスチームを使用するが、水の供給とスチーム後の水分を回収する専用タンクが搭載されているため、設置場所付近に排水設備や蛇口などは必要ない。このため、洗濯機横などはもちろん、玄関や寝室などにも置けるだろう。本体表面はガラスドアになっており、高級感あるデザイン。お客様の目につくリビングに設置しても、違和感はなさそうだ。

本体下部に、スチームに使用する水タンクを配置。左に排水タンク、右に給水用のタンクを用意。蛇口などに接続する必要がないので、設置場所の自由度は高い。給水回数は使用メニューによって変わるが、3回の使用で一度、排水を行う必要がある