業界トップクラスの空清パワーを動画で。清潔性にもこだわり。

清潔性へのこだわりは、ステンレス・クリーンシステムにも見られる。これは、プレフィルターや、風の吹き出し口を覆うネット、そしてフラップなど、汚れやすい部分をステンレス素材にしたものだ。これらのパーツに菌が付着すると、ステンレスに含まれている金属イオンが菌を抑制する抗菌効果を発揮。また、風を送り出すファンには、こちらも抗菌効果をもつ「銀イオンファン」を採用している。

汚れやすい「風の経路」などはステンレスを使うことで菌を抑制する

加湿機能は水を使用するため、「カビが心配」「水がキレイなのか不安」といった声が多いが、クリエアは加湿機能の清潔性にもしっかり配慮。クリエアの加湿方法は、水を含んだフィルターに風を当て、空気を加湿する「気化式」だ。一般的に、気化式の加湿機能は、フィルターが常に水の中に入っていることが多いのだが、クリエアは加湿機能を使用するときだけ、ポンプでフィルターに水をかける「ポンプ加湿方式」を採用した。このため、加湿機能を使っていないときはフィルターが濡れず、カビの危険性がかなり低くなる。

水タンクとフィルターは取り出しやすく、洗浄しやすい。そして、水タンクは食材を保存する密閉容器のような横長形状で、タンクの隅まで手が届く洗いやすい形をしている。

EP-MVG110のカットモデル。下にあるタンク内の水をポンプで上に持ち上げ、オレンジ色のフィルターに滴下することで空気を潤す。加湿機能を使わないときは、フィルターが濡れないので清潔性が高いという

加湿機能用のフィルターと水タンクは、本体から簡単に取り外して水洗い可能。水タンクは浅底タイプなので、隅まで洗いやすい

空気清浄機は業界トップクラスのパワー

空気清浄機としての機能も高い。背面量サイドからワイドに部屋の空気を取り込む「ワイドスピード集じん」で、11立方メートル/分という大風量を実現する。現在のところ、業界最高水準の集じんスピードだという(※2016年10月22日発売予定の国内の家庭用加湿空気清浄機において)。よって、適用床面積は~48畳までと非常に広い。

この適用床面積とは、「約30分で清浄できる部屋の広さ」のこと。16畳の部屋に設置すれば約12分、8畳ならば、なんと約6分で部屋の空気をキレイにする。日立アプライアンスでは、「我が家には48畳なんていう広い部屋はないからと、低い適用床面積の製品を購入するのではなく、狭い部屋に設置する場合も大きめの適用床面積の製品を選ぶのがおススメ」としている。

会場ではパワーの違いを実感するため、~48畳の本機と、~32畳までのEP-MVG70を使った空気清浄機能の比較実験も行われた。ビニールハウスに煙を充満させ、両製品ともに20秒~30秒ほど空気清浄機能を使用する。左に~32畳までのEP-MVG70、右のビニールハウスに~48畳のEP-MVG110を設置。ビニールがもともと少し白っぽいのでわかりにくいが、~32畳のビニールハウスは上方に白いスモークがより多く残っているのが見て取れる

【動画】空気清浄能力のデモンストレーション※音声が流れます、ご注意ください

おやすみコースで夜も安心

パワフルな空気清浄機は、強力運転時にうるさいという問題もあるが、EP-MVG110は新モードとして「おやすみ」コースも搭載した。強制的に風量が「中」以下になるほか、音のする自動運転を休止するモードだ。おやすみモード中は、正面パネルのLED表示も最小限となり、部屋の暗さを保てる。おやすみモードは8時間で自動解除されるため、寝る前にモード有効にして、翌日に解除し忘れるといった心配もいらない。