さらなる値下げプランも随時提供

UQ mobileとしては、今年2月にスタートした「ぴったりプラン」が好評であり、大手キャリアの1GBプランと比較すると、キャリアが端末代抜きで月々4,900円であるのに対し、UQ mobileでは端末代こみで2,980円で済むことをアピール。同プランは女性にも好評で、従来プランと比べると女性比率は12ポイント増の44%と、ほぼ過半数近くまで来ているという。

4月からは最大25カ月間、ぴったりプラン(1GB)およびたっぷりオプション(3GB)のデータ容量が2倍になる「データ増量キャンペーン」を実施しているが、さらに7月1日からは、新規・MNP加入のユーザーに対し、それぞれのプランの無料通話分(30分/60分)も2倍になる。データと音声通話の増量を合わせて「W増量」キャンペーンとして展開する。同時に、7月1日以降は新規・MNP加入のユーザーに対し、ぴったりプランの月額基本料を1,000円割引する「イチキュッパ割」を提供。合わせると、1,980円で2GB・60分無料通話というプランになる。

無料通話が2倍になることで、ほぼ80%のユーザーをカバー。たっぷりオプションなら90%がカバーされるという

1,980円という価格はキャリアでも特定のプランで打ち出してきている数字であり、この辺りがひとつの目玉の価格帯になりそうだ

さらに、UQ mobileはユーザーの満足度が90%を超えており、外部による主要MVNO10社の速度テストでもNo.1であったことを紹介し、利用を考慮している顧客に対し、15日間SIMと端末を貸し出す「Try UQ mobile」サービスを、同じく7月1日から開始すると発表した。

WiMAXで「Try WiMAX」キャンペーンを展開しており、そのノウハウを生かしたものになる

また、ぴったりプランについては高速データ通信をオフ(ターボOFF)にした300kbps通信にした場合、どんなに使っても残存パケットの消費がないことを紹介。通信量が比較的少ないSNSなどはターボOFFでたっぷり楽しみ、音楽配信や動画などはターボON(150Mbps)でストレスなく視聴する、といった使い分けを紹介した。これまではターボON/OFFの切り替えが面倒だったが、6月23日から配信されている「UQ mobileポータルアプリ」(Android/iOS向け)で簡単に切り替えられることも紹介された。

ポータルアプリではAndroidの場合ウィジェットで、iOSの場合は通知センターでそれぞれターボのON/OFF切り替えやデータ残量を確認できる