ボーズは6月7日、Bluetooth対応のノイズキャンセリングヘッドホン「QuietComfort 35 wireless headphones」(以下、QC35)を発表した。発売は6月24日で、希望小売価格は37,000円(税別)。

「QuietComfort 35 wireless headphones」

QC35はアラウンドイヤータイプで、ボーズのノイズキャンセリングヘッドホンとして初めてBluetoothに対応。ノイズキャンセル回路は、立ち上がりが速く精度の高いデジタル式を採用する。イヤーカップの内側と外側に配置されたマイクが騒音をモニタリングし、騒音と逆位相の音波を発生させることで、ノイズを打ち消す。ワイヤレスモデルでありながら、2014年にリリースした「QuietComfort 25」と同等のノイズキャンセリング能力を持ち、騒音を瞬時に抑えるという。

ノイズキャンセリング用とは別に、通話用のマイクも2本搭載。2本のマイクからの信号を加工することで、風切り音や雑音を抑えた快適な通話を実現する。電源は内蔵のリチウムイオンバッテリーで、約20時間のワイヤレス再生が可能(有線の場合は約40時間)。

無料の専用アプリ「Bose Connect」を使用することで、Bluetooth機器との接続や切り替え、各種設定などを簡単に行える。ヘッドバンドには、スエードに近い質感を持つ素材「Alcantara」を採用。イヤークッションには、合成プロテインレザーとパッシブノイズキャンセリング用のシリコン素材を採用している。サイズはW152×H191mmで、質量は240g。カラーはブラックとシルバーの2色。

ブラックとシルバーの2色のカラーバリエーションを展開