Inbox by Gmail、イベント管理、"あとで読む"ページのリンク保存など新機能

米Googleは4月20日(現地時間)、スマートに情報を管理できるメールサービス「Inbox by Gmail」に、Googleカレンダー・イベントのトラッキング、ニュースレターのプレビュー、URLリンク保存といった新機能を追加した。

GoogleカレンダーとGmailの間でイベントを管理するのはフラストレーションがたまる作業になることがある。時間の変更、参加予定だった人の突然のキャンセルなど、メールのやり取りを重ねるうちにどんどん変化し、イベントを最新の情報にアップデートするために複数のメールをチェックしなければならない。新しいイベントのトラッキング機能は、そうしたイベントに関連するやり取りや情報をひとまとめにし、一カ所で確認できるようにしてくれる。飛行機のチケットやホテルの予約など特定の旅行に関するメールや情報をひとまとめにするTrip Bundleに似た機能だ。

ニュースレターは本文の長いメールが多く、全てを読むのに時間がかかり、大事な情報を見落としてしまうこともある。プレビュー機能は、ニュースレターに含まれる見出しや記事のタイトルのみを並べて表示する。ユーザーはニュースレターの内容を素早く確認し、興味のある記事に効率よくアクセスできる。

Save to Inboxは、あとで読みたいWebページや保存しておきたいページのURLリンクをInboxにまとめておく機能だ。URLリンクの保存方法は、デスクトップ版のChromeでは拡張機能「Inbox by Gmail」を使用し、保存したいページで「Save to Inbox」を選ぶ。モバイル版のChromeではAndroidの共有機能を使ってInboxに保存できるほか、URLをコピーした状態でInboxアプリを開くと画面右下にリンク保存のボタンがフロートする。受信トレイに送ったURLリンクは、デフォルトで「保存済み」に自動分類される。