シャープは3月17日、蚊取り機能を搭載したプラズマクラスター空気清浄機「蚊取空清」(型番:FU-GK50)を発表した。発売は4月23日。価格はオープンで、推定市場価格は税別50,000円前後。

蚊取空清(FU-GK50)

FU-GK50は、東南アジア各国にて2015年9月から先行発売していた製品だ。このたび愛称を「蚊取空清」とし、日本国内でも販売を開始する。紫外線に近寄るという蚊の習性に合わせて、本体にUVライトを搭載。加えてボディカラーにブラックを採用し、複数の小窓を設けるなど「蚊が好む環境」を作り出すことで蚊を呼び寄せる。呼び寄せた蚊は空気清浄にともなって吸引し、粘着式の「蚊取りシート」で確保。蚊取りシートは使用後、2つに折りたたんで廃棄できる。

空気清浄機能としては、高濃度プラズマクラスター7000を採用し、「スピード循環気流」機能を搭載。微細な粒子が壁に付着するのを防ぎながら、本体から離れたところにあるホコリを引き寄せる。このほか、センサーの感度を高める「花粉運転」、前面のモニターを消灯し、蚊を取りながら静かに運転する「おやすみ運転」なども利用できる。

フィルターは、0.3μmの粒子を99.97%以上集じんできる「静電HEPAフィルター」のほか、「脱臭フィルター」「プレフィルター」の計3種類を装備。サイズはW391×D281×H540mm、重量は約5.9kg。8畳の空気清浄にかかる時間は12分。

製品発表会にて撮影。発表会レポートものちほど掲載する