付属クーラーが強化されたCPU/APU
AMDから、新型クーラーを付属したCPU/APUが3モデル登場、発売が開始されている。「FX-8370」「A10-7860K」「A8-7670K」の3種類で、このうち、新型プロセッサはA10-7860Kのみ。FX-8370とA8-7670Kについては、付属クーラーが変更された形になる。価格はそれぞれ、27,000円前後、14,500円前後、13,500円前後。
FX-8370に付属する「Wraith」クーラーは、静音性と冷却性能の高さを謳う。ノイズレベルは、従来の最大51dBAから、同39dBAへと大幅に低減。エアフローは34%増加させ(55.78CFM)、フィンの表面積を24%拡大したことで、冷却性能も向上している。またAPUの2モデルに付属する新型クーラーも、静音化が図られている。
新APUとなるA10-7860Kは、既存モデル「A10-7870K」と「A10-7850K」の間に追加された形。従来と同じGodavariコアだが、前述の2モデルのTDPが95Wであったのに対し、新モデルは65Wと、省電力化されているのが大きなポイントだろう。ただし、CPUコアの動作クロックは3.6/4.0GHzと、A10-7850K(3.7/4.0GHz)より若干低くなっている。
LEDを満載できるR.O.G.マザー
ASUSの「Maximus VIII Formula」は、Z170チップセットを搭載するゲーミングマザーボードだ。Maximus VIIIとしてはすでに最上位の「Extreme」が発売済みで、Formulaで全て出揃った形。空冷/水冷両対応のクーラー「CrossChill EK」や、基板の両面を覆うカバー「ROG Armor」など、Formulaらしいモデルになっている。価格は60,000円前後。
R.O.G.シリーズらしく様々なゲーム向け機能を搭載するが、ユニークなのはLEDでマザーボードの演出が可能な「ROG Aura」機能だ。ロゴ等に設置されているLEDをソフトウェアで自由に制御できるほか、基板上にはLEDテープ用のピンヘッダを用意。市販の5050型LEDテープを繋げて、利用することも可能だ。