初心者にも安心なDuraProシリーズ

玄人志向の「DURAPRO-GTX980Ti-6GB」は、同社「DuraPro」シリーズの第1弾モデルとなるGeForce GTX 980 Tiグラフィックスカード。玄人志向ブランドは、基本的にサポートを省いて低コストを実現しているが、DuraProシリーズにはメールサポートと2年保証が付属しており、初心者でも安心して利用できる。TSUKUMO eX.での価格は107,784円。

玄人志向の「DURAPRO-GTX980Ti-6GB」。DuraProの第1弾モデル

DuraProシリーズの特徴。全品国内検査も実施しているという

同社によれば、「DuraPro」とは「Durability&Professional=高耐久(安心)のプロフェッショナル製品」であるとのこと。長期的に使いたいヘビーユーザーにも良いだろう。カードにはバックプレートが付属。ブラケット側のOCボタンを押すことで、クロック(ベース/ブースト)を1025/1114MHzから1190/1291MHzへと高速化することもできる。

10cmファン×2、8mmヒートパイプ×3、6mmヒートパイプ×2を搭載

ド迫力の変形ケースがついに発売!

昨年のCOMPUTEX TAIPEIで話題を集めたIN WINのE-ATXケース「H-Tower」がついに発売開始。ボタン1つで変形するという、男子の夢(妄想)が詰まった前代未聞のモデルだが、注目のお値段は……なんと驚異の30万円オーバー。カラーは2種類で、ドスパラパーツ館とTSUKUMO eX.で受注を開始している。なお、製品はメーカーからの直送となる。

IN WINの「H-Tower」。ドスパラパーツ館ではデモ機が展示されていた

店頭スタッフにお願いすれば、ケースの変形も見ることができる

8枚に分割されたサイドパネルを展開し、内部のシャーシを90°回転させる機構を搭載。本体前面のボタンやスマートフォンの専用アプリから、タワーケース形状とオープンケース形状を自由に切り替えることができる。最大総荷重は10kgで、96時間の動作テストをクリアしているという。

H-Towerが変形する様子

オープン時のサイズは620×680×785mmとかなり大きく、広い設置スペースが必要になる点には注意。周囲との干渉を防ぐために、レーザーで床に安全エリアを表示する機能も搭載されている。そのほか、シャーシ自体が回転するために、リア側の配線まわりにも気を配る必要があるかもしれない。

トップ側には、36cmサイズまでの水冷ラジエータが搭載可能だ

リア側。シャーシが回転するので、ケーブル長には余裕を持たせよう