外部ストレージに対応

次にCPUやメモリなどを比べていこう。

機種名 Galaxy S6 Galaxy S7
OS Android 5.0(6.0へのアップデート予定あり) Android 6.0
CPU Exynos 7420 オクタコア(2.1GHz+1.5GHz) Exynous 8またはSnapdragon 820
(オクタコアの場合は2.3GHz+1.6GH、クアッドコアは2.15GHz+1.6GHz)
内蔵メモリ 3GB 4GB
ストレージ 32GB 32GB/64GB/128GB
外部ストレージ 非対応 microSDXC(最大200GB)

CPUはS6がExynos 7420(オクタコア、2.1GHz+1.5GHz)なのに対して、S7ではExynous 8またはSnapdragon 820(オクタコアの場合は2.3GHz+1.6GH 、クアッドコアは2.15GHz+1.6GHz)になる。韓国国内モデルがオクタコアのExynous 8でグローバルモデルはSnapdragonになるのか。サムスンは以前にも自国内だけで8コアモデルを販売している。

Exynos 7420はSnapdragon 810と比べ互角かやや速い程度なので、Snapdragon 820モデルのS7は高速化されることになる。

内蔵メモリに関してはS6が3GBだったのに対してS7では4GBとなり、余裕が増している。一般的な使い方では4GBのメリットを享受することも少ないかと思うが、最近では4GBメモリを搭載するスマホも増えているので、高いハードスペックにこだわるGalaxyとしては譲れぬ思いがあったはずだ。

ストレージに関してはS6の32GB(ドコモ版)に対して、S7では32GB/64GB/128GBモデルが登場している。最近はSIMフリースマホでもASUSの「ZenFone Zoom」など128GBのストレージを搭載する機種もあるので、メモリと同様、負けてはいられないのだろう。

S6は外部ストレージに対応していないのだが、S7ではmicroSDXC(最大200GB)を利用できる。このメモリスロットはSIMスロットと共用となり省スペース化が図られている。S6では外部ストレージに対応しないことで、一部のユーザーから不満の声もあったようだ。なんにしても、カメラ機能に力を入れるようなスマホにとって、外部ストレージに対応することはメリットが大きい。

OSに関してはS6がAndroid 5.0であるのに対して、S7はAndroid 6.0。だがS6もドコモが6.0へのアップデートを表明している。