9月30日、NTTドコモの秋冬モデル新製品発表が行われ、スマートフォンやタブレット、フィーチャーフォンなど13製品が登場した。ここではそのうち、ソニー製スマートフォン「Xperia」シリーズの新製品、「Xperia Z5 SO-01H」について紹介する。発表会のタッチ&トライコーナーでの短い時間ではあるが、実際に手にとってみた感想をお届けしたい。

Xperia Z5 SO-01H

Z4からの違いは少なめ

Xperia Z5は、同社のXperiaブランドのフラッグシップであるZシリーズの最新モデルだ。機種自体は9月頭に発表済みだったので、すでにご存知の方も多いことだろう。

Z5は画面サイズにより、標準モデルの「Z5」と、小型軽量の「Z5 Compact」、そして大型・高精細画面の「Z5 Premium」という3モデルに分かれている。この3機種は本体および画面サイズと、それに伴う一部機能の省略といった点を除けば、CPUやカメラ、通信機能などは基本的に同一のものになる。

従ってユーザーは「Z5」というくくりの中で、サイズや予算に合わせて選べばいいということになる。iPhoneが6sと6s Plusという2サイズに分かれているが、画面解像度と、カメラの光学手ぶれ補正を除けば基本的に同一スペックである、というのに似ている。

標準モデルのZ5はグリーン、グラファイトブラック、ホワイト、ゴールド(写真には未掲載)の4色で、デザインと合わせて「大人のスマホ」といった印象だ