NEC「LAVIE」2015年秋冬モデルまとめ - 注目はサブウーファー搭載「NS850」

NECパーソナルコンピュータは15日、同社製PC「LAVIE」の2015年秋冬モデル、7シリーズ45機種を発表した。2015年9月17日から順次出荷開始する。価格はオープン。店頭予想価格は、タブレット製品が税別44,800円前後から、ノートPCが税別111,800円前後から。デスクトップPCが税別139,800円前後から。

2015年秋冬モデルでは、全機種で新OS「Windows 10」を搭載。また、ノートPC最上位の「NS850/CAB」や1つ下の「NS750/CA」では、ウーファを搭載した2.1chのYAMAHAサウンドシステムを採用し、きょう体を薄型化しながらパワフルな低音域の再生に対応。SkylakeことIntelの第6世代Coreプロセッサも搭載する。一方、デスクトップは仕様面では夏モデルを踏襲、一部モデルでCPUを強化した。

それでは、「LAVIE」シリーズ2015年秋冬モデルを紹介していこう。

サブウーファーやSkylake搭載モデルも、15.6型ノートPC「LAVIE Note Standard」

LAVIE Note Standard NS850/CAB

15.6型ノートPC「LAVIE Note Standard」シリーズ2015年秋冬モデルは、全7モデルをラインナップ。最上位の「NS850/CAB」と「NS750/CA」では72×72×11mmのサブウーファーシステムを底面に搭載しながら、本体を薄型化した。Intelの第6世代Coreプロセッサも採用。NS850/CABのみ、Windows 10の生体認証機能「Windows Hello」による顔認証ログインも可能だ。下位モデルでは画面解像度の向上やCPUの強化などが行われている。

発売は一部を除き2015年9月中旬から。価格はオープン。税別の店頭予想価格は111,800円前後から。

Atom x7-Z8700を採用したWindowsタブレット「LAVIE Tab W」

LAVIE Tab W TW710/CAS

WUXGA解像度の10.1型/8型Windowsタブレット「LAVIE Tab W」シリーズの2015年秋冬モデルでは、上位の10.1型モデルでCherry Trail(開発コード名)ことAtom x7-Z8700プロセッサを採用。標準添付の静電結合方式デジタイザペンも太く持ちやすくなり、2,048段階の筆圧検知に対応。専用ペンホルダーも付属する。8型モデルではOSの強化のみとなる。

出荷は10月中旬予定で、価格はオープン。店頭予想価格は10.1型モデルが税別71,800円前後から、8型モデルが税別44,800円前後から。

15.6型の2-in-1 PC「Frista」、CPUを強化

LAVIE Hybriad Frista HF350/CAW

1,920×1,080ドットの15.6型IPS液晶を備えた2-in-1 PC。Windows 10を搭載したほか、ミドルモデル「HF350/CA」、下位モデル「HF150/CA」でCPUを強化した。

発売日は9月中旬を予定し、価格はオープン。店頭予想価格は154,800円前後から。

世界最軽量モバイルPCがWindows 10搭載に

LAVIE Hybriad ZERO

13.3型で世界最軽量をうたう2-in-1 PC「LAVIE Hybriad ZERO」シリーズは、ハードウェアは夏モデルを踏襲し、OSのみWindows 10 Home 64bitに更新された。

発売は9月中旬を予定し、価格はオープン。税別の店頭予想価格は169,800円前後から。

音声操作ソフトを搭載した2-in-1 PC「LAVIE Hybrid Standard」

LAVIE Hybriad Standard

2015年夏モデルから登場した「LAVIE Hybrid Standard」は、1,920×1,080ドットの11.6型IPS液晶を備えたタブレットに、着脱式のキーボードがセットになった2-in-1 PC。従来「LAVIE Hybrid Frista」などに搭載されていた音声操作ソフト「LAVIEボイス」を初期搭載し、声で天気やニュースを表示することができるようになった。OSもWindows 10に更新されている。ハードウェアは夏モデルと同等。

発売は10月中旬を予定。価格はオープンで、店頭予想価格は税別159,800円前後から。