ミドルレンジ端末

価格帯が2万円~5万円で購入できる端末をミドルレンジ端末と位置付ける。このあたりになると性能的には十分高く、普通に使っている分にはストレスを感じることも少ないだろう。防水防塵やカメラ機能、画面解像度などでハイエンド端末との差ができているが、このあたりはハイエンド端末がオーバースペック気味でもあり、実用上の問題はほとんどないはずだ。家族で数を揃えたいが、性能もそれなりにほしいという場合などはこのクラスから選ぶといい。

VAIO Phone 販売価格:5万1,840円

VAIO Phone

ディスプレイサイズ 5.0インチ
解像度 1280x720ピクセル
CPU Snapdragon 410 クアッドコア-1.2GHz
ROM/RAM 16GB/2GB
カメラ画素 1300万画素(メイン)/500万画素(インカメラ)
microSD対応の有無 有り(最大64GB)
防水・防塵 -/-
SIMサイズ マイクロSIM
無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n
Bluetooth 4.0
LTE 2000/1800/800
3G 2100/800
その他の特徴
取扱いMVNO b-mobile

「VAIO」のブランドを冠するに相応しいかで喧々諤々の議論を巻き起こした、良くも悪くも話題作。内容的にはシンプルなミドルレンジの端末で、防水機能がないのが残念だが、これといって可もなく不可もない、そつのない機種だ。価格は本当にギリギリでミドルレンジだが、性能的にはもう少し安くてもバチは当たらないだろう。VAIOブランドが好きな人向けか。

ZTE g02(Blade S Lite) 販売価格:2万円

ZTE g02(Blade S Lite)

ディスプレイサイズ 5.0インチ
解像度 1280x720ピクセル
CPU Snapdragon 410 クアッドコア-1.2GHz
ROM/RAM 8GB/1GB
カメラ画素 800万画素(メイン)/500万画素(インカメラ)
microSD対応の有無 有り(最大32GB)
防水・防塵 -/-
SIMサイズ nanoSIM
無線LAN IEEE 802.11b/g/n(2.4GHzのみ)
Bluetooth 4.0
LTE 2100(B1)/1700(B3)/800(B19)
3G 2100(B1)/800(B6)/800(B19)
その他の特徴
取扱いMVNO goo Simseller

g02と書いて「グーマルニ」と読む。スペック的にはメモリ周りとカメラ周りがVAIO Phoneより一回り落ちるが、CPUなどは同等クラス。低価格ながらLTEをサポートし、ゲームやストリーミングサービスなどもそこそこ楽しみたいというユーザーにはちょうどいい。