慣れないRaspberry Pi2設定に苦戦というかウッカリ続き

さて、製作にとりかかることになったのだが、PCの自作とは勝手がちがい戸惑うことがしばしば。

パソコンの場合、OSのディスクを読み込ませればインストールがスタートするが、Raspberry Piシリーズの場合、RaspbianをはじめとするRaspberry Pi用OSをあらかじめSDカードに書きこんで本体に挿しこむ。

Raspberry Piの公式サイトで様々なOSが無料でダウンロードできる。Ubuntu MATEやRISC OSなど興味深いものもあるが今回は一番ポピュラーなOSのRaspbian一択で

SDカードへのOS書き込みはライティングソフトを使用

「Raspberry Piは通常のSDカードを使用する」と聞き、SDカードにOSイメージファイルを書き込んでいざRaspberry Pi2に挿そうと思ったら、Raspberry Pi2のカードスロットはmicroSD用……。ちょっと泣いた。

ひとつひとつネットで調べながら手探りで作業するため、三歩進んで二歩下がる、と「三百六十五歩のマーチ」的な状態だ。

OSを書き込んだSDカードを挿せば完了……!? あれ? スロットが小さい

Raspbianは「X Window」というGUIも用意されており、使用感はWindowsやMac OSとあまり変わらない

また、設定も最初のうちは有線でネットに接続しないといけないのだが、家にあったケーブルが1.5mのみ。仕事部屋まで引くことはできず、仕方なく液晶モニターを居間に持ち込んで作業した。

LANケーブルの長さの関係上、仕事部屋のモニターを居間のルーター近くに持ってきて設定

無線LAN子機をRaspberry Pi2のUSBポートに挿して設定すれば、無線LANが使用できるように

Raspberry PiシリーズはSSH接続が利用できるので、ネットにつなげたら手持ちのパソコンからターミナルソフトでインストールや設定など操作が可能