KDDIは14日、2015年夏モデルとしてスマートフォン6機種を新たに発表した。ハイスペックモデルの「Xperia Z4」「AQUOS SERIE」、auオリジナルスマートフォンの「isai vivid」「HTC J butterfly」「URBANO」「TORQUE」を5月下旬より順次発売する。夏モデルは、4月23日に発売済みの「Galaxy S6 edge」をあわせて全7機種での展開となる。

2015年夏モデルでは、全機種音声通話とデータ通信を4G LTEネットワークでのみ提供し、高品質通話が可能なVoLTEに対応する。また、キャリアアグリゲーションを活用し、下り最大225Mbpsの通信が可能な4G LTEに対応し、下り最大220MbpsのWiMAX 2+のダブルキャリアアグリゲーションに対応したスマートフォンも発売する。

ハイスペックモデル

「Xperia Z4」は、約5.2インチサイズのスマートフォン。ハイレゾ相当の音質をワイヤレスで楽しめる音声圧縮技術「LDAC」、Xperiaシリーズ初のVoLTEとキャップレス充電に対応した。6月中旬の発売予定。

Xperia Z4

「AQUOS SERIE」は、約5インチサイズのスマートフォン。スーパースロー映像の再生に対応したほか、利用シーンに応じて端末が話しかける「エモパー」も備えた。6月中旬の発売予定。

AQUOS SERIE

「Galaxy S6 edge」は端末のディスプレイ両端が湾曲したデュアルエッジスクリーンを採用した約5.1インチサイズのスマートフォン。14ナノプロセッサーを採用したオクタコアCPUにより「GALAXY S5」に比べて、処理速度50%向上、消費電力30%削減を実現、約70%の狭額縁化も達成した。4月23日に発売済み。

Galaxy S6 edge

auオリジナルスマートフォン

「isai vivid」は、約5.5インチサイズのスマートフォン。ディスプレイ、カメラに特徴がある。ディスプレイは、高精細ディスプレイ「IPS Quantum ディスプレイ」を搭載し、isai VLと比較してコントラスト比が1500:1と50%、輝度が500nitと25%向上、ハイコントラストと明るさで陰影のディテールが強調される。カメラは、約1,600万画素、F値1.8の明るいレンズを採用し、光学式手ぶれ補正機能も備える。このほか、電話の着信は表示せずに持ち主だけにわかるサインで通知する「isaiシークレット」といった機能も搭載する。5月下旬発売予定。

isai vivid

「HTC J butterfly」は約5.2インチサイズで、高精細な自撮りが可能なスマートフォン。インカメラは約1,300万画素と画素数が高く、メインにも約2,020万画素のDUOカメラを備える。6月上旬の発売予定。

HTC J butterfly

「TORQUE」は世界初の海水対応スマートフォン。気圧センサーとタッチパネルが水を検知し、水中に適した画像に補正するカメラ機能を備える。ディスプレイサイズは、約4.7インチ。7月上旬発売予定。

TORQUE

「URBANO」は約5インチサイズのスマートフォン。防水、防塵、耐衝撃に加えて、新たに耐振動、温度耐久(低温/高温) に対応した。細かな設定が可能な通話機能やフィーチャーフォンで親しんだキー配置で文字入力が可能なソフトキーなども備える。7月上旬発売予定。

URBANO