Apple Watchが届いたので一日使ってみた感想

おそらく、皆さんが気になっているのは、Apple Watchで結局何ができるのかということだろう。一日使ってみた現時点での答えは、「色々できるが、メインとなるのは通知を受けること」だ。

メッセージ、カレンダー、リマインダーなど純正のアプリはもちろん、LINEやゲーム、SNSなど多くのアプリがすでにApple Watchに対応しており、通知をApple Watchで受け取れるようになっている。

何かしらの通知がくると、Apple Watchは音と振動でお知らせしてくれる。音を切っていれば振動のみだが、個人的には振動は最大に設定していても、それほど強くないと感じる。体を動かしていないときならすぐ気づくが、忙しく動いているときなどは結局気付かずにスルーしてしまうことも多かった。

何でもかんでも受信すると逆に確認の時間が面倒なので、必要なアプリの通知だけを受け取るように設定するべきだろう。筆者は最初、通知可能なアプリはすべて通知オンにしていたが、ゲーム系のアプリから「今日のログインボーナスのお知らせ」みたいな通知がバンバン飛んでくるので、そちらは解除した。

ただし、受信はできても、送信時に凝ったことができないのがApple Watchの弱点だ。

たとえばメッセージに対しては、定型文か、顔文字、または音声入力でテキストをつくるしかできない。画面の大きさ的に仕方ないが、フリック入力は不可能だ。ただし、音声入力の認識率は高く、声を出せる環境ならこれはこれで便利。

また、LINEについては現状では公式のスタンプで返信することしかできないし、未読以外のトークを確認することもできない。これはApple Watchというよりは、LINEの仕様なので、今後のアップデートを待ちたいところ。せめて音声でテキストをつくれるようにはしてほしい。