ランダムでユーザーとコミュニケーションできる「ランダムワープ」

そのほかの目玉機能が「ランダムワープ」。「なりきろいど」ユーザーをランダムで検索し、すぐに「フェイスチャット」や「チャット」ができる。アバターを使っているため、お互いの顔がわからず知らない人とも気軽に通話やチャットを楽しめる。

筆者も試しに3、4回「ランダムワープ」で見つかったユーザーに挨拶をしたが、どのユーザーからも返信は得られていない。平日の日中よりも、休日や夜間帯の方がレスが得られるのかもしれない。

「ランダムワープ」機能では、ランダムで選択されたユーザーとコミュニケーションを取ることができる

以上が、「なりきろいど」の主な機能となる。実際に使ってみると、「既読がつかない」、「通話が目玉」、「グループトークに対応していない」、「ユーザーの表情がリアルタイムでアバターに反映される」、「お互いにアプリを開いているときに表情が変化する」など、LINEのようなコミュニケーションツールというよりも、リアルタイムでのコミュニケーションを重視したアプリであることがわかった。

大勢の友達間で利用するよりも、恋人やすごく親しい友人と時間を合わせて使うと楽しめるだろう。そのため、今まで使っていたLINEをそのまま「なりきろいど」に乗り換えるというよりも、状況や人に合わせて使い分ける方がそれぞれのアプリの特徴を活かしたコミュニケーションが取れそうだ。