3月1日よりNTTドコモ、ソフトバンクは光回線と携帯電話回線をセットで契約すると割安になる光セット割(ドコモは「ドコモ光パック」、ソフトバンクは「スマート値引き」)を提供開始する。これによりすでに「auスマートバリュー」を提供しているKDDIと合わせ大手3キャリアから光セット割が出揃った。そんな光セット割はユーザーの目にどう映っているのだろうか。マイナビニュース会員500人を対象に、光セット割を契約したいと思うかアンケート調査を行った。
約4割の人が「契約したい」と回答
まず、光セット割を契約したいと思うか質問した。
結果は、「はい」(契約したい)と回答した人が500人中42.0%となる210人、「いいえ」(契約したくない」と回答した人が58.0%となる290人だった。なお、すでに光セット割を契約している人も「はい」に含まれている。「いいえ」と回答した人の方が多かったものの、約4割の人が「契約したい」と回答した。
一番人気は「ドコモ光パック」
次に「契約したい」と回答した人にどのサービスを契約したいか聞いてみた。
結果は、210人中45.2%となる95人が回答したドコモの「ドコモ光パック」が最も多く、2番目は39.0%となる82人が回答したKDDIの「auスマートバリュー」、続いて15.7%となる33人が回答したソフトバンクの「スマート値引き」だった。
そのサービスを選択した理由を聞くと、「ドコモ光パック」を回答した人の意見では、「ドコモユーザーだから」、「ずっとドコモを使っているから」、「家族がみんなドコモ使っているから」など、現在利用しているキャリアから「ドコモ光パック」を選択した人が多いようだった。
そのほか、「回線が安定してそう」、「現在はソフトバンクを利用しているけれど、価格と性能がドコモの方が良さそう」など、ドコモのブランド力に魅力を感じる意見も散見された。
「auスマートバリュー」を選択した人の意見では、「すでに契約している」という人を除くと「携帯がauだから」という意見のほか、「一番始めに提供を開始したのはauだし、信頼感がある」、「CMが好き」、といった意見が見られた。
「スマート値引き」については、他2キャリア同様「現在使っている携帯がソフトバンクだから」という意見が最も多かった。他の意見としては「ソフトバンクが好き」、「人気があるから」、「利用しやすそう」といった意見があった。
どのサービスも共通して、現在契約しているキャリアからサービスを利用しようと思っている人が多いようだった。