マルチタスクに◎ - ベンチマークをチェック

Fristaのラインナップは3種類用意されている。今回用意した試用機は最上位モデルの「HF750/AAB」で、CPUにCore i7-5500U(2.4GHz)、メモリ8GB、1TB SATA HDD、Windows 8.1 Update(64bit)を搭載している。また、フルHD表示の15.6型IPSディスプレイには、同社の高輝度液晶「フルフラットスーパーシャインビューLED-EX2」を採用している。

下位モデルの「HF350/AA」と「HF150/AA」は、それぞれCPUにCore i3-5005U(2GHz)とCeleron 3205U(1.5GHz)を搭載。メモリはどちらも4GBで、HF750/AABほど高色純度ではないもののフルHD解像度の液晶ディスプレイが採用されている。

本体裏面には、メモリスロットを装備。ネジ止めされたカバーを外してメモリスロットにアクセスすると、スロットのひとつに8GBのメモリが装着されている

ベンチマークテストはMAXON CINEBENCH、PCMARK 8、CrystalDiskMark 3.0を計測した。結果は下記の通り。3Dゲームなどには向かないが、メモリが8GBなのでマルチタスク的な使い方にも十分対応可能だろう。ただし負荷の高い処理になるとファンの音はそこそこ聞こえてくる。

Windowsエクスペリエンス インデックス

プロセッサ 7.4
メモリ 7.4
グラフィックス 4.9
ゲーム用グラフィックス 5.4
プライマリハードディスク 5.9


CINEBENCH R15

OpenGL 23.39fps
Ref.Match 98%
CPU 278cb
CPU(Single Core) 122cb
MP Ratio 2.29x


PCMARK 8 HOME ACCELERATED 3.0

HOME Score 2950
Web Browsing - JunglePin 0.315s
Web Browsing - Amazonia 0.126s
Writing 4.70s
Photo Editing v2 0.309s
Video Chat v2 / Video Chat playback 1 v2 30.0fps
Video Chat v2 / Video Chat encoding v2 83ms
Casual Gaming 21.2fps
(参考)PCMARK Battery 55min44s


CrystalDiskMark 3.0.3

Sequential Read 108.740 MB/s
Sequential Write 98.062 MB/s
Random Read 512KB 35.852 MB/s
Random Write 512KB 40.847 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) 0.439 MB/s
Random Write 4KB (QD=1) 0.834 MB/s
Random Read 4KB (QD=32) 0.768 MB/s
Random Write 4KB (QD=32) 0.789 MB/s

テストデータ:ランダム/データサイズ: 1000MB

バッテリの駆動時間は、BBenchで測定したところ95分30秒だった。カタログ値で約1.5時間(JEITA測定法 Ver.2.0)と、ほぼスペック通りの結果となった。

バッテリの駆動時間は決して長くないが、タブレットスタイルで少し調べものがしたいときや、寝る前にベッドサイドで利用したいといったときに、手軽に移動できるのはうれしい。

BBench 1.01

実測のバッテリ駆動時間 88分48秒(5329秒)