ヤマハは、配信やモバイルでの活用に便利な機能を搭載した小型のミキシングコンソール「AG06」、「AG03」を発売すると発表した。2015年春発売予定で、価格はいずれもオープンプライス。

「AG06」「AG03」は、コンパクトなボディーに多彩な入出力とDSPエフェクトを凝縮した小型ミキシングコンソール。コンピューターと接続できるだけでなく、iPadとの接続にも対応しており、モバイル環境でも活用できる

同製品は、コンパクトなボディーに充実の入出力端子、ファンタム電源、Hi-Zスイッチなどを備えるミキシングコンソール。マイク、ギター、ベース、シンセサイザー、ポータブルプレーヤー等さまざまな機器・楽器を直接接続することが可能だ。

また、マイクや楽器などの音と、USBを通じてコンピューターのソフトウェアやiPad内のオーディオプレーヤーから再生される音・楽曲を、ミキサー内部で2チャンネルにミックスしコンピューターに送り返すことができる「ループバック機能」により、インターネット配信などにも活用できる。

そのほか、最高192kHz/24bitに対応した高音質設計を採用すると共に、同社のプレミアムマイクプリアンプ「D-PRE」、ワンタッチでエフェクト・サウンドを実現する「1-TOUCH DSP」 なども搭載。さらに、iPad(iPad 2 以降)で活用できるCC(Class Compliant)モードおよび、USBバスパワー駆動に対応にも対応。音楽制作ソフトウェア「Cubase AI」ダウンロード版ライセンスが付属する。