コトンでカレーうどんに挑む

ジャケットから洗濯することにした。先に固形物を取り除いてから、マットの上にたたんだキッチンペーパーを敷いて、その上にジャケットを置く。綿棒でシミのある部分に洗剤を軽く塗りつけたら、いよいよコトンの登場だ。ヘッドを汚れの部分に当てて、スイッチを押すと、水を噴射しながらヘッドが振動する。

トントントン……という衣類をたたく音と、ジーッというモーター音が同時に出るので、音はそれなりに大きい。フードコートでは誰も気にしなかったが、静かなレストランではトイレなどへ場所を移したほうがよさそうだ。

固形物は先に取り除いておく。ジャケットを脱いでいざシミ抜き開始。マットの上に折りたたんだキッチンペーパーを、その上にジャケットを置く

【左】ジャケットの汚れた部分に洗剤を軽く塗っておく【右】コトンを汚れた部分に軽く乗せるようにして電源オン。コトンのヘッドが汚れをたたき始める

ジャケットは綿とポリエステルでできた厚めの無地で、汚れると目立つ。カレーのシミはかなり濃かったので、本当に汚れが落ちるのか不安だったが、30秒ほどでキレイに落ちた。コトンによって押し出された汚れは、キッチンペーパーのほうに移っている。

感心したのは、本体に水をためて洗えること。出先でシミ抜きをする場合はトイレなどの洗面台の前につきっきりになってしまうが、コトンならその必要はない。女性なら、洗面台で水をボトルに補充し、お化粧コーナーなどで30秒程コトンで応急処置、といったこともできる。