iOSのカレンダーアプリはどれが使えるのか? 標準アプリと人気のアプリ2本を機能面から徹底比較

紙の手帳のように使える定番アプリ「Refills」

「Staccal2」と並ぶ人気カレンダーアプリ「Refills」。「Staccal2」が自由自在にカスタマイズできるのに対し、こちらは紙の手帳のような見た目とシンプルで使いやすいということでロングセラーになっている。

カレンダーの画面は「日」「週」「月」「タスク」の4種類。バーティカルに表示される「日」に、画面を8等分したマス目に7日分のスペースと月カレンダーが収まった「週」、1カ月のカレンダーの「月」。画面のレイアウト自体目新しいものではないものの、左右のフリックでページ送りができて、手帳をペラペラめくって使う感覚で利用できる。

月間カレンダーで任意の日をタップすると、その日の予定の詳細がポップアップで現れるのも特徴的だ。

また、「Staccal2」同様にiOSのリマインダーアプリと連携してタスクの内容をカレンダー上に表示させることも可能だが、「Refills」ではメニューの「タスク」をタップすると、カレンダーとは別にタスクリストを表示させることが可能である。タスクアプリとしても便利だろう。

「Refills」が人気である理由のひとつとして、画面上で紙の質感やデザインを再現されている点が挙げられるが、設定で「リフィル」と呼ばれるテンプレートの変更が可能。高級手帳を思わせる色味やテクスチャーのリフィルから、スタイリッシュなもの、かわいいデザインのものと23種類の中から選択できるようになっている。

これまで紙の手帳を使ってきたので、スマートフォン・タブレットでスケジュール管理をするのに似たような使用感のアプリを使いたい、オシャレなカレンダーアプリを使いたいという方向けのアプリだ。