日本通信(b-mobile)がSIMを提供するサービスでも、前述のLGエレクトロニクス製 LG G2 miniが利用できる。通信容量は1、2、3、7GBから選べる仕様。1GBを選んだ場合の月額料金は3,586円で、内訳は端末割賦金1,534円+音声通話月額料金1,685円+1GBの通信パック367円。1年継続オプションを申し込めば、毎月1GBが無料で追加される。オプションで留守番電話サービスなども利用できる。同社のオンラインサイトにて販売している。

日本通信のプランでも、前述のLG G2 miniが利用できる

So-netがSIMを提供する「So-net モバイル LTE スマホセット2480」では、ZTE社のAndroid 4.4スマートフォン「Blade Vec 4G」が利用できる。端末価格は32,160円だが、24回の分割払いを選択すると毎月の割賦金が1340円から637円に減額される。これにより、月額2,678円で月に1.5GBまでのLTE通信が利用できる。スマホ割賦購入割引キャンペーンは、11月1日から11月30日まで実施する予定。

So-netでは、ZTEの5インチスマートフォンBlade Vec 4Gが利用可能

U-NEXTが提供するU-mobileでは、Huawei社のAndroid 4.3スマートフォン「Ascend(アセンド)G6」を用意。端末代金は32,184円で、1,341円×24回払いに対応する。例えば、月の通信容量が1GBまでの料金プラン「通話プラス1GB」なら、基本使用料1,706円+端末割賦金1,341円=3,047円/ 月で利用できる。

Huawei製のAscend G6が利用できるU-mobileのプラン

これまでに本稿で紹介したサービスは、すべてNTTドコモの回線を利用したものだった。最後に紹介するケイ・オプティコムのサービスmineoは、KDDI(au)の回線を利用したものとなる。端末はシャープの「AQUOS SERIE SHL25」と、京セラの「DIGNO M KYL22」を用意。AQUOS SERIEを選択した場合はやや高額になるが、DIGNO Mを選択した場合は月額3,877円で月に1GBまでのLTE通信が利用できる(通信容量は1GB~3GBから選択することが可)。DIGNO Mの端末代金は51,840円で、毎月2,160円×24カ月支払う仕組み。基本データ容量内の最大速度は「au 4G LTE」(75Mbps)相当となる。同社のオンラインサイトにて販売している。

mineoで提供している京セラのDIGNO Mなら、月額3,877円で運用できる

ここまでのまとめ。So-netは通信量1.5GBながら最安。KDDI(au)の回線を利用したMVNOのmineoは料金面でやや劣勢の立場