オーディオテクニカは10月16日、ヘッドホンの新モデル「ATH-CKB70」「ATH-CKB50」「ATH-UN1」「ATH-CKR7LTD」、およびヘッドセット新モデル「ATH-PG1」「ATH-PDG1」を発表した。いずれも発売は11月14日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格はATH-CKB70が8,000円前後、ATH-CKB50が4,000円前後、ATH-CKR7LTDが13,000円前後、ATH-UN1が9,000円前後、ATH-PG1が20,000円前後、ATH-PDG1が20,000円前後(いずれも税別)。

いずれも、ファッションスタイルなど使用するシチュエーションとの合致を重視してデザイン、開発された製品。

BAドライバー搭載のインナーイヤー型「ATH-CKB70」「ATH-CKB50」

上が「ATH-CKB70」、下が「ATH-CKB50」

ATH-CKB70とATH-CKB50はともに、バランスド・アーマチュア(BA)ドライバーを搭載するモデル。ATH-CKB70は小型サイズのボディでありながら、大型のBAドライバーを搭載する。そのほか、ホーン形状の導管により音の伝播効率が向上しており、繊細なサウンドを奏でる。

ATH-CKB50は新設計のBAドライバーを搭載し、引き締まった低音を再現。また、同社独自のループ形状により、安定した装着を実現する。

主な仕様は次の通り。ATH-CKB70は出力音圧レベルが111dB/mW、再生周波数帯域が10~15,000Hz、最大入力が3mW、インピーダンスが51Ω。ATH-CKB50は出力音圧レベルが104dB/mW、再生周波数帯域が20~15,000Hz、最大入力が40mW、インピーダンスが65Ωとなっている。質量はATH-CKB70が約5.8g、ATH-CKB50が約4.4g(いずれもコード除く)、プラグはL型金メッキの3.5mmステレオミニ。

ウルトラスエード採用で肌触りの良いオンイヤー型「ATH-UN1」

「ATH-UN1」

ATH-UN1はイヤーパッドやヘッドバンド、ハウジングに、耐摩耗性や通気性に優れるウルトラスエードを採用するモデル。浮遊感のあるスクエアハウジングで快適な装着感が得られるほか、約58gの軽量ボディで首から掛けても疲れにくい。

主な仕様はドライバーが28mm径、出力音圧レベルが97dB/mW、再生周波数帯域が20~27,000Hz、最大入力が500mW、インピーダンスが32Ω。プラグはL型金メッキの3.5mmステレオミニ。

レッドがきらめく限定モデル! 大口径14mmドライバー搭載の「ATH-CKR7LTD」

「ATH-CKR7LTD」

ATH-CKR7LTDは、2014年3月に発表されたインナーイヤー型「ATH-CKR7」の限定カラーモデル。大口径14mmのダイナミック型ドライバーを搭載し、高解像でのサウンド再生を実現する。また、切削ステンレスとアルミニウムのハイブリッド構造としたハウジングが、不要な振動を抑制。

主な仕様は出力音圧レベルが103dB/mW、再生周波数帯域が5~28,000Hz、最大入力が200mW、インピーダンスが16Ω。プラグはL型金メッキの3.5mmステレオミニ。質量は約10g。


リアルなサウンドを体感できるゲーム用ヘッドセット「AHT-PG1」「ATH-PDG1」

左が「AHT-PG1」、右が「ATH-PDG1」

AHT-PG1とATH-PDG1は、いずれもゲーム用ヘッドセットで、ゲーム中のチャットに便利なマイクを搭載。AHT-PG1は大口径44mmドライバーを搭載するほか、アクションゲームに最適な音質チューニングが施されている。入力も1,300mWと高く、ゲーム中のサウンドを豊かに再現する。

ATH-PDG1はフィールドゲームに最適な音質チューニングが施されたモデル。ドライバー径は40mmで、独自のオープンエアー構造が開放感ある中高域を再現する。

主な仕様は次の通り。ATH-PG1は出力音圧レベルが96dB/mW、再生周波数帯域が20~20,000Hz、最大入力が1,300mW、インピーダンスが38Ω。ATH-PDG1は出力音圧レベルが92dB/mW、再生周波数帯域が20~20,000Hz、最大入力が1,300mW、インピーダンスが39Ωとなっている。質量はATH-PG1が約245g、ATH-CKB50が約225g(いずれもコード除く)、プラグはL型金メッキの3.5mmステレオミニ。