シャープは25日、ドラム式のプラズマクラスター洗濯乾燥機「ES-Z200」と「ES-A200」を発表した。毎秒100万個以上の微細な水滴を衣類に勢いよく吹き付けて汚れをはじき出す「マイクロ高圧洗浄」を搭載している。発売はES-Z200が10月16日、ES-A200が10月23日。価格はオープンで、推定市場価格はES-Z200が税別290,000円前後、ES-A200が税別230,000円前後だ。

ES-Z200

ES-A200

ES-Z200とES-A200は、新開発の高圧吸水ノズルによって、毎秒100万個以上の小さな水滴を衣類に吹き付ける「マイクロ高圧洗浄」を搭載したドラム式洗濯乾燥機。100~500μmの小さな水滴を勢いよく吹き付けることで、泥汚れや食べこぼし、皮脂汚れなどの頑固な汚れを繊維の奥からはじき出して洗浄する。すすぎ時にも小さな水滴を吹き付けて、すすぎ残しのないように汚れを洗い流す。また、ドラム内での衣類の動きや汚れ、重量などを検知して、ドラム回転速度などをコントロールして最適な洗濯・乾燥運転を行う。

マイクロ高圧洗浄(イメージ図)

「槽クリーン」モードに設定しておけば、洗濯のたびにドラムの外側に付着した汚れを自動で洗い流してくれる。洗濯終了後には高濃度のプラズマクラスターイオンを噴出し、洗濯機内部の黒カビ発生を抑制するという。

ES-Z200は、温度センサー、湿度センサー、水位センサー、重量センサー、泡センサー、光センサー、振動センサーの7つのセンサーで洗濯状況を検知。洗濯物の量や衣類の布質、汚れ具合などによって、最適な運転パターンを自動で選択する。

サイズは両モデルともW640×D730×H1,114mm、洗濯容量は9kg、乾燥容量は6kg。重量はES-Z200が80kg、ES-A200が77kg。カラーはES-Z200がゴールド系、ES-A200がホワイト系となっている。