Appleは、「Mac」、「iPod」、「iPhone」、「iPad」という4つの製品群に続いて、新たなカテゴリーの製品「Apple Watch」を披露した。本稿では、そのデザインについて、詳しく述べる。まずはApple Watchがどのように動作するのか、ビデオで確認しよう。

Apple Watchの時計としてのデザイン

Apple Watchは38mmと42mmの2種類の文字盤、6種類のケース素材・色のバリエーション、そしてメタルやレザー、シリコン、チェーンなどの多数用意されたバンドで構成されている。また、前掲のビデオのように、時計の文字盤のカスタマイズも非常に多彩だ。時計としてみたとき、Apple Watchの最大の特長は、“自分だけの1本”をていねいに選び取ることができるようになる点だろう。

もう少しケース部分を細かく見ていこう。「Apple Watch」(以下スタンダード)と「Apple Watch Edition」(以下エディション)はサファイヤガラス、「Apple Watch Sport」(以下スポーツ)はIon-Xガラスで文字盤がカバーされている。ケース素材と相まって、「スポーツ」は他のものより30%軽量化されている。

「Apple Watch Edition」

「iPhone 6」でもそうだったが、画面の縁からボディにかけては非常にシームレスに丸みを帯びており、透き通ったキャンディのような魅力を放つ。Retinaディスプレイかつマルチタッチに対応し、さらに画面を押すプレスという操作も可能になった。