Apple WatchはRetinaディスプレイを搭載し、タッチだけでなく押し込む動作を認識できるタッチディスプレイを採用し、小さな画面での操作方法の多様性を確保した。また、デジタルクラウンと呼ばれるスムーズに回転するリューズのインターフェイスは、時計らしさと小さな画面を快適に操作する使いやすさを両立している。

インターフェイスは画面とサウンドに加えて、振動がある。内蔵されているTAPTIC ENGINEは、通知などを腕に伝えるだけでなく、相手の心臓の動きを伝えるコミュニケーションにも利用される。他のApple Watchユーザーと、小さな画面でのお絵かきや振動、絵文字のやりとりは、時計ならではのコミュニケーションを作り出しそうだ。

TAPTIC ENGINE

S1プロセッサ

Apple WatchにはS1プロセッサが内蔵されており、開発者はWatchKitで、アプリを開発することができる。また、文字盤の裏側には心拍計が内蔵されており、本体の加速度計とともに活動やエクササイズの計測を行うことが可能だ。充電は、非接触式で磁石で固定される専用の充電器で行う。

Apple Watchで決済も可能

Apple Watchは349ドルから

発売は世界に向けて2015年前半を予定しており、価格は349ドルからとなっている。現在のところ、どのモデルが349ドルなのか、またバッテリーやメモリ容量といった情報は公開されていない。ちなみに、Apple WatchにもNFCが内蔵され、Apple Payを手首をかざすだけで実現できる。