Apple Pay

「Appleは世の中で面倒だと思われている問題が大好きだ」とTim Cook氏が説明するように、決済についてiPhoneを活用した新しい方法を提案した。それがApple Payである。

決済機能のApple Pay

毎日米国だけで1200億ドル、2億回のトランザクションが行われていると言うが、その姿は煩雑で面倒なものだ。プレゼンテーションでは、現在の我々が使っているプラスティックのクレジットカード決済のステップをビデオで紹介し、これが、iPhoneをNFCリーダーにかざすだけになる、とその手軽さをアピールした。

従来はカードを出す必要があったが(写真左)、Apple Payでは端末をリーダーにかざしてTouch IDで認証させるだけで決済が可能に

iPhone 6/6 Plusの端末先端部にNFCが入っており、端末背面と言うよりは先端をリーダーに近づけるだけで読み取れる。同時に、決済のタイミングでTouch IDの指紋認証を行うことで、決済が完了する。ちょうど、Touch IDに親指をかざしながら、端末先端をリーダーに近づけるイメージだ。