米NVIDIAは22日(現地時間)、ゲーマー向けの8型Androidタブレット「SHIELD tablet」を発表した。価格は16GB・Wi-Fiモデルの299ドル~。同日より予約受付を開始した。

同時に「SHIELD wireless controller」(59ドル)も発表。SHIELD tabletとWi-Fiで接続することで、レイテンシを低く抑える。SHIELD tabletに最大4台をつなげてゲームをプレイできる。

SHIELD tabletとSHIELD wireless controller

「SHIELD tablet」は、192基のKepler世代GPUコアを内蔵したプロセッサー「NVIDIA Tegra K1」(2.2GHz)を搭載。8型の液晶ディスプレイはIPS方式で、1,920×1,200ドットの解像度を提供する。299ドルの16GB・Wi-Fiモデルのほか、399ドルの32GB・Wi-Fi + 4G LTEモデルも用意している。

そのほかの仕様は、メモリが2GB、ストレージが16GBもしくは32GB、OSがAndroid 4.4(KitKat)。サイズはW126×H221×D9.2mm、重量は390g、バッテリ容量は19.75Wh。無線LANはIEEE802.11nに対応し、Bluetooth 4.0 LEも利用できる。カメラの画素数は前面、背面とも500万画素。microSDカードスロット(128GBまで対応)、ミニHDMI端子、マイクロUSB 2.0端子、GPSセンサー、前面にバスレフ式のステレオスピーカーを備えている。

側面のインタフェース類

SHIELD tabletの構造

SHIELD wireless controllerの構造

オプションの「SHIELD Cover」は39.99ドル

従来からあるポータブルゲーム機のShield(写真左)は、名称を「SHIELD Portable」に変更した