同期して、iPad、Macから読み書き可能に

筆者がiMessageでのコミュニケーションが気に入っている点は、iPhoneやiPad、Macの間で深い連携が取られている点だ。

FacebookメッセージもiMessageも、新着が届くと、iPhone・iPad・Macに通知が届く。このいずれかのデバイスで読んで返事を書くことになるのだが、やはり大きなキーボードがあるMacでのメッセージングは快適で、Macが目の前にあれば必ずそちらで返事をしてしまう。

iPhoneに届いたメッセージをMacやiPadで読み書きすることができるようになった。Macの快適なキーボードでSMSやMMS(ケータイメール)まで扱えるようになる快適さは魅力となる

そうした使い方をしている場合でも、iMessageなら、いずれかのデバイスでメッセージを読めば、他のデバイス上の通知は自動的に消えるのだ。こうしてパソコンからメッセージのやりとりをしていても、iPhoneの画面が未読のメッセージであふれているということがなくなる。

iOS 8とOS X Yosemiteでは、こうした対応がもう1歩深められる。

これまでデバイス間で同期されていたのはiMessageのみだったが、これがSMSとMMSにも拡大されるのだ。携帯電話に紐付いてやりとりされてきたSMSやケータイメール(MMS)が、iPhoneだけでなくiPadやMacでも読み書きできるようになり、現在iMessageで享受していた快適なキーボードでのメッセージングが、ケータイメールにまで拡大されることになる。